2021-01-01から1年間の記事一覧
これは大変うれしい採用だった。 というのもリクエストを送ったのは、オンエアの1ヶ月以上前のこと。 クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング『デジャ・ヴュ』50周年記念盤のリリースという話題性を考えてのリクエストだったが、数週間が過ぎ「さすがに20…
スティル・ドゥーイング・アワ・シング / ベーン・ギレス Still Doing Our Thing アーティスト:Behn Gillece Positone Amazon ニューヨークで活躍しているヴィブラフォン奏者、ベーン・ギレスの自己名義作品で、セクステットによるアルバム。 リズム隊はアー…
Criterion Of The Senses / Ed Motta クライテリオン・オブ・ザ・センシズ アーティスト:エヂ・モッタ Pヴァイン・レコード Amazon 2013年の『AOR』では、そのタイトル通りAOR愛好家を歓喜させ、2016年の『Perpetual Gateways』では前作を踏襲しながらジャズ…
Perpetual Gateways / Ed Motta Perpetual Gateways P-VINE RECORDS Amazon 1.Captain's Refusal2.Hypochondriac's Fun3.Good Intentions4.Reader's Choice5.Heritage Deja Vu6.Forgotten Nickname7.The Owner8.A Town in Flames9.I Remember Julie10.Overwe…
浜崎あゆみが26・27日の両日、千葉・舞浜アンフィシアターで『ayumi hamasaki MUSIC for LIFE ~return~』を有観客で開催した。 ファンクラブ限定ライブというかたちではあるが、浜崎の有観客ライブは、2020年2月21日に埼玉・三郷市文化会館で行われた『ayu…
アット・ラスト / バックマン=ヨハンソン&ジ・アザーズ At Last P-VINE RECORDS Amazon 北欧はスウェーデン発、カジ・バックマン(kyd)とマッツ・ヨハンソン(g)の2人を看板とするユニット。 北欧AORといえば、ここのところ注目を集めているのは、なん…
テイキング・ア・コールド・ルック / アイ・テン TAKING A COLD LOOK(直輸入盤・帯・ライナー付き) アーティスト:i-TEN Diskunion Music Dist Amazon マドンナ「Like A Virgin」やシンディ・ローパーの「True Colors」、バングルス「胸いっぱいの愛」など、…
角松敏生が6月19日、横浜アリーナで、デビュー40周年記念ライブ「TOSHIKI KADOMATSU 40th Anniversary Live」を開催した。 5時間を超えるという破格のスケールで、三部構成。 全体の長さ、演奏曲の多さもあるが、コロナ対策のガイドラインにより途中2回の休…
BLACKBIRD: LENNON-MCCARTNEY ICONS アーティスト:MARILYN MCCOO & BILLY DAVIS JR. ADA/BMG Rights Management Amazon ソウル、R&Bの愛好家にはいまさら言うまでもないが、マリリン・マックー&ビリー・デイヴィス・ジュニアは、1960年代の後半から70年代の…
達郎氏による曲の解説部分を書き起こしています。インフォメーションやリスナーからのメッセージは割愛しています。 ネットに楽曲があるものは張り付けていますが、オンエアされた音源とは異なる場合が多々あります。 ------------------------------- 1. JO…
この4月にリリースされたのだけれど、日本語のレビューとか紹介がほとんど見当たらないので、少しだけでもここに書いておこう。 エコー・パーク・プロジェクトは、ブルックリン出身のラテンパーカッショニスト、カルロ・ロペスが2006年に立ち上げたプロジェ…
AOR アーティスト:エヂ・モッタ Pヴァイン Amazon ブラジルのグルーヴ・マスター、エヂ・モッタの2013年作。 日本のAORファン、特にウエストコースト系を愛好する人々を狂喜乱舞させた一枚。 1990年代から活動していたが、日本でも広く知られるようになった…
アメリカの伝説的なロックグループ、ザ・バンドが遺した様々なレガシーを現在に受け継ぐ、ザ・ウェイト・バンドの初来日公演が実現したのは2019年8月。 その日本公演から帰国して2ヶ月後の10月24日と25日に行ったアコースティック・ライブ音源がこれ。 2019…
「ドラマ主題歌を最も担当した歌手TOP5」をまとめた記事があって、1位は嵐。 そりゃあまあそうだろう。メンバーの誰かが主演ならば、主題歌は当然のこと嵐。それも長期間、芸能界の最前線を走り続けてきたのだから。それにしても35曲(ソロ含む)とは凄い。 …
リンジー・ディ・ポールは、1970年代にヒットを連発した、イギリスの女性シンガーソングライター。 1948年生まれ。オリビア・ニュートン・ジョンや由紀さおりと同い年、という世代の人である。 モデルさながらの美貌の持ち主だが、もともとはソングライター…
ノット・ア・ノベルティ / ジェニファー・ウォートン Not a Novelty Sunnyside Amazon 音楽の内容を知らずにこのアルバムのジャケットだけ見れば、ちょっとレトロなアメリカンポップスのガールシンガーだと思うだろう。実は、ジェニファー・ウォートン(Jenn…
いきものがかりの全国ツアー「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! THE LIVE 2021!!!」のファイナル公演が6月11日、神奈川・横浜アリーナにて開催。 6月2日に、山下穂尊がグループを離れることを発表。 この公演が現メンバーでの最後のライブとなった…
自分が長く愛聴している番組で、リクエストが採用されるのは、やはりうれしいものだ。 リクエストメッセージは次のとおり(ラジオネーム:フクダコウジ) ノラ・ジョーンズが素晴らしいライヴ・アルバムをリリースしてくれました。最近はやりのデジタルな音…
達郎氏による曲の解説部分を書き起こしています。インフォメーションやリスナーからのメッセージは割愛しています。 ----------------------------------- フィル・スペクターが先日亡くなりました。フィル・スペクターは1960年代から70年代にかけて、たいへ…
2021年4月26日、伝説のエンジニア、アル・シュミットが91歳で永眠した。 グラミー賞を20回獲得。同賞へのノミネートは36にも上る。 George Benson『Breezin'』Steely Dan『AJA』TOTO『IV(聖なる剣)』など、大衆音楽史上に残る作品を数多く手掛けた。 イコ…
リチャード・ベッツという名前を聞いても、ほとんどのロックファン、ポップスファンは「誰、それ?」だろうけど、要するにオールマン・ブラザーズ・バンドのディッキー・ベッツのことだ。 ディッキーが愛称で、このリチャードが本名らしい。 デュエイン・オ…
ストローリン / トニー・モナコ&ヘンドリック・ミュールケンス Strollin' [Explicit] Reid Hoyson Productions Amazon とにかくこの『Strollin'』というアルバム、2021年3月リリースなのだが、日本語のインフォメーションが全く見つからないので、簡単にでも…
自分が長く愛聴している番組で採用されるのは、やはりうれしいものだ。 リクエストメッセージは次のとおり(ラジオネーム:フクダコウジ) 私が最も好きなロックシンガーの一人であるクリス・コーネルをリクエストしたいと思います。2017年、サウンドガーデ…
「ウォール・オブ・サウンド(Wall of Sound)」とは、いまさら言うまでもなく、アメリカの音楽プロデューサーであるフィル・スペクターが、1960年代前半に開発した音楽制作手法のこと。 10人を超えるミュージシャンを起用し、音を重ねまくって、さらに深い…
HELP EVER HURT COVER アーティスト:藤井 風 Universal Music Amazon 昨年5月20日に発売された藤井 風のデビューアルバム『HELP EVER HURT NEVER』は、2020年を代表するヒットアルバムの1枚になった。 その『HELP EVER HURT NEVER』初回盤に付属していたのが…
星野源との結婚発表で、話題持ち切りの新垣結衣。 世間には驚きと祝福の声があふれている。 若い人の中には、彼女が歌手活動をしていたことをよく知らない人もいるだろう。 最後のシングルが2009年5月リリースの「うつし絵」 最後のアルバムが2010年9月リリ…
フィル・スペクターの影響がとても色濃い1曲。まさにウォール・オブ・サウンド。 それもそのはず、この曲はフィル・スペクター門下で仕事をしていたソングライター・コンビ、ピーター・アンダースとヴィニ・ポンシアによるもの。 つまり親分に追いつけ追い越…
2021年5月19日、2021年JASRAC賞が発表された。 JASRAC賞とは、音楽配信、カラオケ、CMなど、前年度にJASRACからの著作物使用料の分配額が多かった作品の作詞者・作曲者・音楽出版社の功績と栄誉を称え表彰するもの。 1982年の創設から今年で39回目になるそう…
2021年5月19日、星野源さんと新垣結衣さんが結婚を発表。 ネットは驚きと祝福の声であふれかえっている。 改めて星野源さんの代表曲をMVの再生回数順に振り返ってみた。 ※回数は2021年5月19日現在の数字 恋 約2億3千万回 2016年10月5日リリースの9枚目のシン…
Aspects [解説・歌詞対訳 / ボーナストラック収録 / 国内盤CD] (BRC663) アーティスト:STR4TA,ストラータ 発売日: 2021/03/26 メディア: CD いきなりだが、名前が良くない。 STR4TA、どう読むのかすぐにピンとこない。 実際には「ストラータ」だそうだ。 202…