おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也

ジャズオルガン&ハーモニカの音色にほっこり Strollin' / Tony Monaco & Hendrik Meurkens (2021)

 

Strollin' [Explicit]

Strollin' [Explicit]

  • Reid Hoyson Productions
Amazon

 

とにかくこの『Strollin'』というアルバム、2021年3月リリースなのだが、日本語のインフォメーションが全く見つからないので、簡単にでも自分で書いておくしかないかなと、この記事を記している。

 

Tony Monaco(トニー・​モナコ)はアメリカのジャズオルガンプレイヤーで、1959年生まれ。何度か来日もしている。

ジャズオルガンのレジェンドであるジミー・スミスに大きな影響を受け、スミスから直接レッスンを受けたこともあるという。

2001年には初のアルバムをリリース。
リーダーアルバムは15枚以上になる。

Down Beat International Critics Poll(ダウンビート国際批評家投票)では、2005年から2011年までのジャズオルガン奏者のトップ5に選ばれている。

 

ヘンドリック・ミュールケンスは1957年、ドイツ生まれ。ハーモニカプレイヤーでヴィブラフォンも演奏する。

アメリカのバークリー音楽院で学んだあと、ブラジルに移住し、現地で演奏活動を行う。

その後ドイツでスタジオミュージシャンと活動し、ハーモニカプレイヤーとしての評価を高め、名門コンコードと契約。

ニューヨークに拠点を移し、15枚以上のアルバムをレコーディングしている。トゥーツ・シールマンス亡きあと、ジャズのハーモニカといえば、この人だろう。


『Strollin'』はこの二人の双頭アルバムで、ドラムにReid Hoyson、ギターにMark Lucasという布陣のようだ。

オルガンとハーモニカの、その音色からして、ほっこりするのは当然。

オーソドックスな4ビートやブルースが主体で耳馴染みがいい。

ふたりとも超絶技巧の持ち主だが、それをひけらかすことのない、滋味あふれるプレイが素晴らしい。

 

You Tubeでも全曲聴けます。


<了>