おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

X JAPAN YOSHIKIとクイーン ロジャー・テイラーのコラボ曲「Foreign Sand」

これ、1994年の話なので、X JAPAN、Queenの若いファンの人はあまりよく知らないかもしれないので、改めて紹介。 「Foreign Sand」は、1994年6月1日にリリースされたYOSHIKIとロジャー・テイラーによるコラボ・シングル。 ロジャー・テイラーの3作目のソロア…

日本のロックでXmas / JUN SKY WALKER(S)「白いクリスマス」

「白いクリスマス」は、1989年11月21日にリリースされたJUN SKY WALKER(S)の3枚目のシングル。 オリコン週間チャート1位(彼らにとって初の1位)。 この前のシングル「歩いていこう」が12位、この次の「START」が4位と、当時の彼らの勢いには目を見張るもの…

日本のロックでXmas / L'Arc〜en〜Ciel「Hurry Xmas」

「Hurry Xmas」は、2007年11月14日にリリースされたL'Arc〜en〜Cielの33作目のシングル。オリコン週間チャート最高位2位。 2008年、2009年、2010年にそれぞれパッケージを改めてリリース。再発にもかかわらず、8位、5位、19位と息の長いヒットになっている。…

西城秀樹さんがカバーしたクイーン(Queen)の曲

クイーンのフレディ・マーキュリーの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」は大方の予想を遥かに上回る大ヒットになった。 当初主役に予定されていた役者が降板するなど、構想から完成までに約8年、紆余曲折があったようだが、現役メンバーのブライアン・メイ…

日本のロックでXmas / B'z「いつかのメリークリスマス」

1992年12月9日にリリースされたミニアルバム『FRIENDS』に収録。 シングルカットはされていないのでチャート順位の記録もないが、ファンからの人気は高い。 B'zのベストアルバム『B'z The Best "Treasure"』の収録曲を決める際のファン投票では6位に入った。…

日本のロックでXmas / BEGIN「Blue Snow」

「Blue Snow」は、1990年12月1日にリリースされたBEGINの2枚目のシングル。オリコン最高位25位。デビュー曲の「恋しくて」があまりにも有名になったため、その影に隠れてしまった感があるが、静かで切ない名曲だと思う。雪の降らない石垣島出身の彼らが、ど…

X JAPAN Toshlの「チキンライス」にやられた

「チキンライス」は“浜田雅功と槇原敬之”名義で2004年にリリースされた曲。作詞:松本人志で、貧しい少年時代の暮らしと親を思う気持ちを「チキンライス」をモチーフに描いている。かなり、うるっとさせてくれる曲だ。 これをToshlがカバーした。MVに登場す…

日本のロックでXmas / T.M.Revolution「Burnin' X'mas」

「Burnin' X'mas」(バーニン・クリスマス)は、1998年10月28日にリリースされたT.M.Revolutionの10枚目のシングル。 オリコン週間チャート2位。作曲・編曲・プロデュースは浅倉大介で彼のカラーも色濃く出ている。 しかし、もう20年前という事実に驚く。 TH…

日本のロックでXmas / back number「クリスマスソング」

「クリスマスソング」は、2015年11月18日にリリースされたback numberの14枚目のシングル。オリコン週間チャート最高位2位。月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』の主題歌。 www.youtube.com清水依与吏は音楽サイト ナタリーのインタビューで「『ヒロイ…

日本のロックでXmas / BUMP OF CHICKEN「Merry Christmas」

2009年11月25日にリリースされたBUMP OF CHICKENの通算15作目のシングル。「R.I.P」と両A面の扱いだった。オリコンの週間チャート最高2位。 楽しく賑やかなクリスマスではなく孤独を抱えながらもめげずに前を向く心情が、華やかな街並みとの対比で描かれる。…

「ボヘミアン・ラプソディ」このカバーがすごいぞ! その2

故フレディ・マーキュリーを描いたクイーンの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が11月より全国公開。 そのテーマ曲であり、クイーンの代表曲でもある「ボヘミアン・ラプソディ」は、たいへん複雑な構成の曲なのだが、結構カバーが多い。ここに個性的な演奏…

今日は一日“竹内まりや”三昧 プレイリスト 2018.11.25

さすがにクリス松村さんのMC。本人のゲスト出演はもちろん夫である山下達郎、引退して5年のアン・ルイス、21年ぶりの生の声となる河合奈保子など、聴きどころ満載だった。追っていろいろ書きたいが、とりあえずプレイリスト。 01. J-BOY (ライヴ) / 竹内まり…

追悼 ワー・ワー・ワトソン(Wha Wha Watson)

ギタリストのワー・ワー・ワトソン(Wha Wha Watson)が先月(2018年10月)惜しくもこの世を去った。まだ60歳代だった。 デトロイト出身。本名はメルヴィン・レイジン(Melvin Ragin)だが、ギター・エフェクターの一つワウペダルの名手であったことから、こ…

久保田利伸と北川景子  CM「赤の季節」~So Beautiful

久保田利伸が新曲「So Beautiful」のミュージックビデオ(Short Ver.)を公開した。深みのあるスローで、良い。 歌はもちろんだが、サウンドメイク全体のクオリティが高いので、ゆったり心地よく聞いていられる。 www.youtube.com この曲はコーセー「エスプ…

東方神起『Jealous』の作曲者は EXILEの『Rising Sun』の作者でもあった

Billboard Japanの2018年11月19日~11月21日の集計で、東方神起の最新シングル『Jealous』が、76,442枚を売り上げて首位を走っている。 www.youtube.com 1位『Jealous』東方神起(76,442枚) 2位『帰り道は遠回りしたくなる』乃木坂46(39,177枚) 3位『オー…

山下達郎サンデー・ソングブック 2018年11月18日「11月(NOVEMBER)で棚からひとつかみ」

達郎氏のコメントの趣旨を書き起こし、YouTubeにある音源を貼っておきます。Amazonで販売中のCD等も貼っていますが、オリジナル盤ではなくコンピ盤等の場合があります。 1. すてきなヒットソング / 竹内まりや BEGINNING アーティスト: 竹内まりや 出版社/メ…

竹内まりやとトム・スコットとリー・リトナー

竹内まりやがデビュー40周年ということで、初期の作品がリマスターされボートラを加えて発売されている。まずデビューアルバム『BEGINNING』。1978年の作品。 1. グッドバイ・サマーブリーズ2. 戻っておいで・私の時間3. 夏の恋人4. 輝くスターリー・ナイト5…

2018年 もっとも稼いだ女性歌手 1位はケイティ・ペリー、2位はテイラー・スウィフト

経済誌「Forbes」が、2018年に最も稼いだ女性ミュージシャンのランクを発表している。対象期間は2017年6月~2018年6月。 1. Katy Perry ($83 million) $1=110円として約91億円2. Taylor Swift ($80 million)3. Beyoncé ($60 million)4. Pink ($52 million)5…

B'zより 嵐より アムロより上だった 東方神起

『日経エンタテインメント!』2018年12月号で2018年のコンサート動員力ランキングが発表されている。ファイナルツアーを行った安室奈美恵とばかり思っていたが、全然違った。東方神起だった。 まだツアーの途中だが、年末までに日程が発表されたコンサートの…

アンダーソン・パーク(Anderson .Paak)の新作『Oxnard』の顔ぶれがとんでもない

ロサンゼルスのシンガー/ラッパー/ドラマー/プロデューサーであるアンダーソン・パーク(Anderson .Paak)が注目を集めたきっかけは、2015年、ドクター・ドレー(Dr. Dre)およそ15年ぶりの新作『Compton A Soundtrack By Dr. Dre』への参加だろう。 コンプト…

テイラー・スウィフト(Taylor Swift)2018年東京ドーム公演初日のセットリスト

…Ready for It?I Did Something BadGorgeousStyle / Love Story / You Belong With Me Look What You Made Me DoEnd GameKing of My Heart DelicateShake It Off (with Charli XCX and Georgia Nott)Dancing With Our Hands TiedI Know Places Blank SpaceDr…

【Live in Japan】ユーライア・ヒープ 2010年来日時のライヴ 「Live In Kawasaki Japan 2010」

ユーライア・ヒープは2010年に来日しているのだが、そのときのステージを収録しているライヴアルバムが出ていたとは、全然知らなかった。 2013年8月リリース。ちょっと時間が開いていたから、うっかり見落としたのかもしれない。 クラブチッタ川崎での2日目…

ビル・ウィザース(Bill Withers)への素晴らしいトリビュート、ホセ・ジェイムズ(Jose James)、アンソニー・デイヴィッド(Anthony David)

1980年代半ばに事実上の引退をしたが、未だ根強い人気を誇るアメリカウェストバージニア州出身のシンガーソングライター ビル・ウィザース(Bill Withers)。今年、生誕80年ということもあってか、素晴らしいトリビュートアルバムが2枚リリースされた。 まず…

マックス・ミドルトン Max Middleton #1 Jeff Beck Group「Rough and Ready」

彼がプロのキーボード・プレイヤーとして活動をスタートしたのは、Jeff Beck Groupでのことだ。同グループの3作目、1971年リリースの「Rough and Ready」のメンバーとしてクレジットされた。ちなみに2作目のときのキーボード・プレイヤーはニッキー・ホプキ…

山下達郎サンデー・ソングブック 2018年11月11日 リクエスト特集

2018年11月11日 リクエスト特集 達郎氏のコメントの趣旨を書き起こし、YouTubeにあるものは貼っておきます。 Amazonにあるものも貼っていますが、オリジナル盤ではなくコンピ盤等の場合があります。 1. 今を生きよう (SEIZE THE DAY) / 竹内まりや 小さな願…

ジョルジャ・スミスに続く新星 ヤスミン・レイシー(Yazmin Lacey)

去年から今年にかけて大ブレイクしたジョルジャ・スミス(Jorja Smith)。彼女に続くイギリス出身のネオソウルディーバがヤスミン・レイシー(Yazmin Lacey)だ。 2017年「Black Moon–EP」、2018年に「When The Sun Dips 90 Degree–EP」と2枚のミニアルバム…

サザン・ソウルファンにとっての奇跡 ウィリー・ハイタワー(Willie Hightower)

アメリカ南部のソウル、いわゆるサザン・ソウルの愛好者にとって、ウィリー・ハイタワーは別格だ。サム・クック・フォロワーのなかでも、その実力は指折り。1960~70年代にかけてリリースしたシングルの数々は、サザン・ソウルの傑作として名高い。 私が好き…

『The Four』から登場した注目の新人エヴィ・マッキニー(Evvie McKinney)

アメリカで1月から放送が始まった『The Four: Battle for Stardom』。「ザ・フォー」と呼ばれる4人が勝ち残れる歌バトル番組。同時にオーディション番組でもあり、リアリティ番組でもある。 素人の登竜門というよりは、デビューして間もない新人、あるいは未…

西城秀樹さんが歌うユーライア・ヒープの「July Morning」(7月の朝)

ユーライア・ヒープが2019年3月に来日するという。 前回が2010年、その前が1991年、その前が1973年。 本当にぽつりぽつりとだが、それだけ息の長いバンドなのである。 イングランド出身で、結成は1969年。 「レッド・ツェッペリン」「ブラック・サバス」「デ…

「僕は観客が一人でもやります、けれども......」山下達郎さんは言った

山下達郎さんがMCを務める民放FMの長寿番組「サンデー・ソングブック」 2018年11月11日の放送の中で、リスナーから、沢田研二さんのコンサートキャンセルを前提にしたとおぼしき質問が寄せられ、達郎氏がこれに答えた。 質問 達郎さんがコンサートに臨むにあ…