2018年11月11日 リクエスト特集
達郎氏のコメントの趣旨を書き起こし、YouTubeにあるものは貼っておきます。
Amazonにあるものも貼っていますが、オリジナル盤ではなくコンピ盤等の場合があります。
1. 今を生きよう (SEIZE THE DAY) / 竹内まりや
2. ELENORE / THE TURTLES
1960年代のウエストコーストを代表する実力派グループ。
「Happy Together」とかヒット曲はいっぱいありますが、これもその一つ。1968年のベスト10ヒット。全米6位。
3. INCENSE & PEPPERMINTS / STRAWBERRY ALARM CLOCK
これも60年代のサイケシーンのバンドですけれども、デビューのこの曲が全米ナンバー1になりました。リードギターのエド・キングが先日亡くなりました。彼はこのバンドのあと、レーナード・スキナードに参加しまして、名曲「スィートホーム・アラバマ」のクレジットにも名を連ねています。
4. CHERISH / THE ASSOCIATION
1966年の全米ナンバー1でミリオンセラー。
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5. POWER / THE TEMPTATIONS
1980年のテンプテーションズの「POWER」というアルバムのタイトル曲。シングルカットもされ、ソウルチャート11位。モータウンレーベルに復帰して発売されたシングルです。ヴォーカルはデニス・エドワーズ。
6. HAPPY BEING LONELY / THE CHI-LITES
シャイライツは1976年に作曲担当でヴォーカルだったユージン・レコードが脱退してソロになりました。メンバーを補充して再出発した最初の曲です。「HAPPY BEING LONELY」というアルバムのプロデュースはマーシャル・トンプソンといってシャイライツの創設メンバー、バリトンの人です。コ・プロデュースはTOMTOM48。アレンジもこの人、TOMTOM48ことトーマス・ワシントン。我々のようにシャイライツ=ユージン・レコードという人は、このアルバムはまったく評価しません。(リクエストくれた)お若い方はそういう偏見がないので、聴いてよければいいと。なかなか良いことです。この曲は全米ソウルチャート30位。
7. LET THEM TALK / BABY WASHINGTON
日本ではあまり知名度がありませんが評価の高い黒人女性シンガーです。NOT ON CDで1970年の作品。たまたま持っていたからかけられるだけ。これはB面ですね。プロデュースがデイヴ・クロフォードだからマイアミですね。ブラッド・シャピロのパートナー。デイヴ・クロフォードはジャッキー・ムーアの「プレシャス・プレシャス」の作家です。
8. BABY THAT'S ME / THE CAKE

Vol. 6-Coolest Songs in the World
- アーティスト: Coolest Songs in the World
- 出版社/メーカー: Wicked Cool Record
- 発売日: 2008/08/19
- メディア: CD
三人組のガールグループです。ウォール・オブ・サウンドのクローンで有名な一曲。1967年の作品です。作曲はジャック・ニッチェとジャッキー・デシャノンのコンビ。アレンジがハロルド・バティステ(Harold Battiste)。この人はニューオリンズ出身でサム・クックの「ユー・セイド・ミー」のアレンジからはじまってリー・ドーシー(Lee Dorsey)やジョー・ジョーンズ(Joe Jones)の「You Talk Too Much」、そういう一連のことをやりまして、ウエストコーストに移って、ソニー&シェール(Sonny and Cher)なども手掛けた有名な人です。2015年になくなってしまいました。
9. FOOLS FALL IN LOVE / THE DRIFTERS
お気に入りのドリフターズの曲というリクエスト.....一曲選ぶのは難しいですが、どうしてもと言われたらこれ。1957年、リーバー=ストーラーの名作ですがリードヴォーカルがジョニー・ムーア(Johnny Moore)。ドリフターズの歴史の中ではいちばん好きな人です。死ぬほど好きな曲ですね。全米R&Bチャート10位。傑作です。
10. ドリーミング・デイ / 山下達郎"ナイアガラ・トライアングル"

Niagara Triangle Vol.1 30th Anniversary Edition
- アーティスト: ナイアガラトライアングル,NIAGARA TRIANGLE,大瀧詠一,伊藤銀次,大貫妙子,山下達郎,吉田美奈子,多羅尾伴内
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 2006/03/21
- メディア: CD
#この項おわり