アメリカの伝説的なロックグループ、ザ・バンドが遺した様々なレガシーを現在に受け継ぐ、ザ・ウェイト・バンドの初来日公演が実現したのは2019年8月。
その日本公演から帰国して2ヶ月後の10月24日と25日に行ったアコースティック・ライブ音源がこれ。
2019年10月26日にレヴォン・ヘルム・スタジオで予定されていたアコースティック・ライブの為に、その前日10月25日に、アメリカン・ロックファンなら誰もが知っている、かのビッグ・ピンクでリハーサルを行った。
そのリハーサルを録音した中から5曲、26日のレヴォン・ヘルム・スタジオでのアコースティックライブから楽を選んだ、という。
ディラン&ザ・バンドの『ベースメント・テープス』に入っていた「エイント・ノー・モア・ケイン」「ベッシー・スミス」、バンドの中心人物、ジム・ウィーダー作の「レメディ」(彼のソロアルバムのも良いけれど)。
ディランの「追憶のハイウェイ61」、ザ・バンドの「キング・ハーヴェスト」と、コクがありすぎる楽曲が並ぶ。
メンバーはジム・ウィーダー(ギター)、ブライアン・ミッチェル(キーボード)、マイケル・ブラム(ドラム)、マット・ゼイナー(キーボード)、アルバート・ロジャース(ベース)に、フィドルのケニー・コーセックがゲスト参加。
CD-R仕様というのが、やや残念というか寂しくはあるけれど、コクのある演奏はホンモノ中のホンモノ。
ぜひ、また日本へ。必ず行くから。
1.Ain't No More Caine
2.Bessie Smith
3.Deal
4.Rockin' Chair
5.Remedy
6.Highway 61
7.King Harvest
8.Common Man
9.World Gone Mad
10.Caledonia Mission
11.What Am I Living For
この映像は「ベッシー・スミス」。
しかし公開して1ヶ月半くらいになるのに、再生回数130回てねえ.....
<了>