山下達郎サンデーソングブック2023年10月8日『リクエスト特集』

オンエアされた曲を、番組中の曲解説の一部とともに紹介しています。ネットに音源がある楽曲にはリンクを張っていますが、オンエアされた音源とはヴァージョンが異なる場合が多々あります。

1. 風の回廊(コリドー) / 山下達郎 '85
2. STUCK IN THE MIDDLE WITH YOU / STEALERS WHEELL '73
3. GETTIN' THROUGH TO ME / THE ROYALETTES '66
4. HERE TODAY AND GONE TOMORROW / THE BROTHERS FOUR '67
5. INSPIRATIONAL PLEASURE / MELLO MOODS '72
6. DO YOU WANT TO MARRY ME / UNKNOWN GROUP '67
7. AUTUMN / THE THOMAS GROUP '66
8. MY FRIENDS / THE STRANGERS '54
9. DENISE / RANDY & THE RAINBOWS '63
10. 人力飛行機 / 山下達郎 '22

たくさんリクエスト頂きました。
1985年のシングル、おなじみ「風の回廊」
風の回廊(コリドー) / 山下達郎

スコットランド出身のデュオ、スティーラーズ・ホイールの名作「STUCK IN THE MIDDLE WITH YOU」。
1973年、全米6位、全英8位。
プロデュースはジェリー・リーバとマイク・ストーラー。
STUCK IN THE MIDDLE WITH YOU / STEALERS WHEELL

フィラデルフィアの4人組ガール・グループ、ザ・ロイヤレッツ。
テディ・ランダッツォによる名曲がたくさんある。
セカンド・アルバム『THE ELEGANT SOUND OF THE ROYALETTES』から「GETTIN' THROUGH TO ME」。
GETTIN' THROUGH TO ME / THE ROYALETTES

ブラザース・フォーの1967年のアルバム『A NEW WORLD'S RECORD』からのシングル・カットで「HERE TODAY AND GONE TOMORROW」
このアルバムのプロデュースはジョン・サイモン。
HERE TODAY AND GONE TOMORROW / THE BROTHERS FOUR

メロー・ムーズがフィラデルフィアのギャンブルレーベルから出したシングル。女性ボーカルグループだと思われるが、3枚ぐらいしかシングルが出ていない。
このシングルがすごく人気があり、いま結構高いと思われる。
多分B面だと思われるが、素晴らしい1曲。
ネットで調べると、スワンズ、スイート・スリーというフィリーの女性シンガーの別名とあった。
INSPIRATIONAL PLEASURE / MELLO MOODS

リスナーからのお便り
『映画「セシルの歓び」の劇中歌としてピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアが歌う「Do You Want To Marry Me」。細野さんと幸宏さんの「Sketch Show」のカバーは今も聴けますが、オリジナルはブリジット・バルドーのセリフが途中で入るYoutubeしか聴けません。達郎さんなら当時のレコードをお持ちかと思い、リクエストします。また奥さんが好きなミシェル・マーニュの特集もご検討ください』
ミシェル・マーニュは作曲した人。
「セシルの歓び」は同世代なので、67年のブリジッド・バルドーの映画で観た。
劇中でバンドが演奏する曲が「Do You Want To Marry Me」で、サントラのシングルのB面に入っているが、誰が演奏してるか全然書いてない。
僕、オリジナルシングル持ってるが。
逆にデヴィッド・ギルモアが歌ってるというデータはどこから出てきたのだろう？
このお便り頂くまで知らなかったので、どなたかご存じの方はお教えて頂きたい。
フランスの映画音楽で有名なミシェル・マーニュの作曲で、細野さんとか幸宏さんの好きな世界で、私も好き。
DO YOU WANT TO MARRY ME / UNKNOWN GROUP

ザ・トーマス・グループはビバリー・ヒルズの有名な女優の子息らが結成したバンドだが、実際はスタジオ・ミュージシャンの演奏。
プロデュースは、P.F.スローンとスティーヴ・バリ。
ダンヒル・レーベルからでレッキング・クルーの演奏なので今でも人気がある。
1966年の「AUTUMN」。
AUTUMN / THE THOMAS GROUP