これは大変うれしい採用だった。
というのもリクエストを送ったのは、オンエアの1ヶ月以上前のこと。
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング『デジャ・ヴュ』50周年記念盤のリリースという話題性を考えてのリクエストだったが、数週間が過ぎ「さすがに2021年にCSN&Yはないかな.....」とあきらめていた。
それがかなり間をおいてのオンエアである。
渋谷さんが、この間、リクエストをキープしてくださったのかと思うと、うれしい。
リクエストメッセージは以下の通り(ラジオネーム:フクダコウジ)
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングのメンバーの中で、近年一番活躍しているのは誰か?
そう問われれば、多くのロックファンは「そりゃあニール・ヤングでしょ」と答えると思います。
いやいやちょっと待ってください。デヴィッド・クロスビーは、この5年で3枚のソロアルバムを出していて、むしろニール・ヤングより多いくらいです。
いつまでもその声は衰えを知らずとても伸びやかで溌剌としており、私の大学生の息子に聞かせて「この人はもうすぐ80歳になるんだぞ」と言ったら、心底驚いていました。
日本盤は全くリリースされませんし、日本の音楽メディアで情報を目にすることがないのが残念でが、渋谷さんの番組で一言だけでも、そんな彼の活躍ぶりを伝えてもらえたら嬉しいです。
さてクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの歴史的な名盤『デジャ・ヴュ』の50周年記念盤がリリースされました。
そんなわけでこのアルバムから、デヴィッド・クロスビーが作った「オールモスト・ カット・マイ・ヘア 」をリクエストします。
このアルバムでは「ティーチ・ユア・チルドレン」や「アワ・ハウス」など優しげで親しみやすいナンバーが有名ですが、その中にあって「オールモスト・ カット・マイ・ヘア 」は、とてもブルージーでアグレッシブな1曲。
ニール・ヤングのスリリングなリードギターも、何度聞いても素晴らしいです。
よろしくお願いします。
曲のオンエアを終えての渋谷さんのコメントは以下の通り。
いやあ、懐かしいというか....当時はね『デジャ・ヴュ』持っているか、ツェッペリンのセカンド持っているか。当然ロックファンはみんな両方持っていたんですが、そのどっちを前に置くかということで、ロックファンとしての立ち位置が決まると...そういうくだらない話はどうでもいいですね。
リリースされた1970年当時のことは、さすがに私も年齢的に知らないけれど、CSN&Yかツェッペリンか、つまりアメリカン・ロックかブリティッシュ・ロックか、という構図はよくわかる。
リクエストメッセージにも書いたけれど、デヴィッド・クロスビーは近年活発に活動しているにもかかわらず、国内盤はぜんぜんリリースされないし、ニュースになることも滅多にない。
それがワールドロックナウで紹介されたのだから、ファンとしては嬉しい限り。
これをきっかけに、このブログでも紹介していこうと思う。
<了>