おとのほそみち

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【AOR】スティーリー・ダンのフォロワーたち #15 クライテリオン・オブ・ザ・センシズ / エヂ・モッタ (2018)

 Criterion Of The Senses / Ed Motta

クライテリオン・オブ・ザ・センシズ

クライテリオン・オブ・ザ・センシズ

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2013年の『AOR』では、そのタイトル通りAOR愛好家を歓喜させ、2016年の『Perpetual Gateways』では前作を踏襲しながらジャズテイストにも才覚をみせたエヂ・モッタ。

その続編になる今作も期待を裏切らない完成度だ。

スティーリー・ダン~ドナルド・フェイゲン・マナーの作風は当然のこと、80年代の日本のシティポップス、例えば角松敏生あたりを彷彿させる楽曲もあり。

当時、こんな曲あったのでは?という既視感にとらわれるほど。

前作のヒューバート・ロウズやパトリース・ラッシェンのような大物は参加しておらず、リオ・デ・ジャネイロで旧知のミュージシャンたちと作り上げたようだが、アレンジ、演奏のクオリティも、これまで同様に高い。

ただ、よくわからないのが、このジャケット。

カマキリは、スティーリー・ダンの『KATY LIED』やドナルド・フェイゲンの『KAMAKILIAD』への、なんからのオマージュなのかもしれないが、何を表現したいのかよくわからない。

アルバム3作、音楽のテイストはほぼ同じ路線なのに、ジャケットはバラバラ。

ブランディングとしては、いかがなものかと思う。

ま、音楽は素晴らしいので、それで十分ではありますが。

 

 

<了>