おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也

TOTOファン必聴作! というキャッチがハッタリではない快作 スヴェン・ラーション『Sunlight And Shadow』

 

スウェーデンのメロディアス・ハードロックバンド、ストリート・トークのギタリストであるスヴェン・ラーションが、ドイツのレーベル<Avenue of Allies>から2010年にリリースしたファースト・ソロ・アルバム。

スウェーデン、ドイツという国名からは、いささか想像しづらい人もいるだろうけれど、これが実に爽快なウエスト・コーストサウンドなのだ。

ストリート・トークも、メロディックなロックが中心だったが、このソロはさらにソフトでメロウでAOR色が濃くなっている。

耳あたりがよくて、かつひねりがあるサウンドはスティーリー・ダンに通じるところもあるし、まんまジェイ・グレイドンなギターも堪能できる。


実は、2010年のリリース当時には、日本では発売されなかったらしい。

はっきりいって知名度は低いし、スペシャルなゲストが参加しているわけでもない。

いまでこそ、AORやシティポップスが再評価されているが、2010年頃はそんな空気はなかったしね。

ただ一部の好事家の間では評価を得ていたようで、約10年後の2020年、AOR再評価の機運の中で、発売が決定したというわけだ。

Amazonの商品紹介に、このジャンルを語らせたら日本の第一人者である金澤寿和さんのコメントがあるので、転載させていただく。

「北欧AORファンと複数バイヤーからの熱心なリクエストによって、遂に日本発売実現。彼が在籍する人気メロディック・ハードのグループ 、STREET TALKよりもはるかにウエストコースト寄りのAORサウンドで、多彩なアレンジ・ワークや軽快なドライヴィング・サウンドが魅力的。TOTO好きは必聴です!」

 

サンライト&シャドウ

サンライト&シャドウ

【収録曲】
1. Sunlight And Shadow
2. Eagle
3. This Is Not The Right Time
4. Daydreamer
5. Fly On By
6. Tube (Instrumental)
7. Bastard
8. It's Over
9. I'll Turn My Back
10. The Neighbour
11. Candy (Instrumental)


Sven Larsson - Sunlight And Shadow


Sven Larsson - Daydreamer (2010)


SVEN LARSSON - This Is Not The Right Time

 

<この項おわり>