番組中の曲紹介を要約して掲載しています。YouTubeに音源があるものはリンクを張っていますが、オンエアされたものと同じヴァージョンとは限りません。

1. GREEN ONIONS / BOOKER T. & THE MG'S '62
2. SOUL DRESSING / BOOKER T. & THE MG'S '64
3. HIP HUG-HER / BOOKER T. & THE MG'S '67
4. SOUL LIMBO / BOOKER T. & THE MG'S '68
5. HANG 'EM HIGH / BOOKER T. & THE MG'S '68
6. TIME IS TIGHT / BOOKER T. & THE MG'S '69
7. MELTING POT / BOOKER T. & THE MG'S '70
8. CROP-DUSTIN' / STEVE CROPPER '69
9. PLAYIN' MY THANG / STEVE CROPPER '81
10. FLY / STEVE CROPPER '81
11. NIGHT AFTER NIGHT / STEVE CROPPER '82
12. FAR AWAY / STEVE CROPPER '21
スティーヴ・クロッパーが亡くなりました。
昨年の12月3日、享年84歳。私の一回り上ですね。41年生まれであります。
リズム&ブルースからソウル・ミュージックへ移行する60年代、70年代、アメリカを代表する、アメリカ南部を代表するギタリスト、そしてソングライターでもあります、スティーヴ・クロッパー。
私は絶大な影響を受けました。
私が使っているフェンダーのテレキャスターというギターは、スティーヴ・クロッパーの愛機です。
スティーヴ・クロッパーが弾いていたので、彼の音と、それからフレーズがものすごく好きだったので、私もテレキャスターを弾きたいなと思いまして、シュガー・ベイブ以来51年間、ずっとテレキャスター一筋で生きてまいりました。
そんなスティーヴ・クロッパーの追悼を、今日はやらせていただきます。
大切なミュージシャンはいつも「ノンストップ」でお届けしております。
ジェームス・ブラウン、スライ・ストーン、ブライアン・ウィルソン、ノンストップシリーズ、ずっとやってまいりました。
今回もノンストップ・クロッパー。
前半はクロッパーといえば、ブッカー・T&ザ・MG’s。
ブッカー・Tの私の好きな曲を中心に。
後半は、スティーヴ・クロッパーのソロアルバムから私の好きな曲を並べて「ノンストップ・スティーヴ・クロッパー」でお届けします。
日曜日の午後のひと時、本日はスティーヴ・クロッパーの素晴らしいギタープレイをご堪能ください。
GREEN ONIONS / BOOKER T. & THE MG'S
SOUL DRESSING / BOOKER T. & THE MG'S
HIP HUG-HER / BOOKER T. & THE MG'S
SOUL LIMBO / BOOKER T. & THE MG'S
HANG 'EM HIGH / BOOKER T. & THE MG'S
TIME IS TIGHT / BOOKER T. & THE MG'S
MELTING POT / BOOKER T. & THE MG'S
CROP-DUSTIN' / STEVE CROPPER
PLAYIN' MY THANG / STEVE CROPPER
FLY / STEVE CROPPER
NIGHT AFTER NIGHT / STEVE CROPPER
FAR AWAY / STEVE CROPPER
前半はブッカー・T&ザ・MG’sのレパートリーから、ずらっと私の好きなやつを。
まずは1962年の出世作「Green Onions」。
いろんなところで耳にしたことだと思いますが、62年、全米R&Bチャート・ナンバーワン。全米チャートでも3位のミリオンセラー。
これが出世作でございます。
次は64年の「Soul Dressing」。
そして67年、R&Bチャート6位「Hip Hug-Her」。
これ何の意味かというと、若い頃に外国の友人に聞きましたら、いわゆるヒップハンガー、ヒップボーンって日本で言いますけども、腰のところで穿くパンツとかですね、スカートとか、それのヒップハガー。
発音が同じなのでこういう形で言ってるんだというものです。
それが本当かどうか分かりませんが、昔聞いた話です。
続きましては68年、R&Bチャート7位ミリオンセラーの「Soul Limbo」。
そして68年、映画『奴らを高く吊るせ』という、「Hang'Em High」のテーマソングのカバーです。
珍しく全米チャートではベストテン入りましたけど、R&Bチャート39位。
いわゆる一般向けの曲なんでそういうことになりました。
そして69年、名作でございますが「Time Is Tight」。R&Bチャート7位、ミリオンセラー。
私の大好きな、みんなが知ってるイントロですが、散々コピーしました(笑)。
そして71年、全米R&Bチャート21位。
僕これがブッカー・T&ザ・MG’sの最高傑作だと思っております「Melting Pot」。
これもさんざんコピーしました、カッティングを。
今の耳で聞きますと割と古いかなっていう人もいますし、スティーヴ・クロッパーのギターが、なんかあんまりピンとこないという人もいるかもしれませんけども。
アメリカのロックンロール、R&Bはですね、基本的にダンスミュージックなので、ダンスとして成立するグルーヴがないとダメだと。
そういう意味ではスティーヴ・クロッパーは音数は少ないですけども最高にグルーヴィーな、特にカッティング、それからソロもそうですし、そういう価値観で聴かないと。
そして何よりもですね、R&Bという、特にサザンソウル、そういう形を作った第一人者であります。
ブッカー・T&ザ・MG’s、全部で7曲お聴きいただきました。
後半はスティーヴ・クロッパーのソロ作品
まずは69年のソロ・ファースト アルバム『With a Little Help from My Friends』
ビートルズの同名曲のカバーが入っておりますけども。
この時代、ビートルズが、スタックスでレコーディングをしたいという、そういう希望があったようですけれども。
69年、前年にマーティン・ルーサー・キングがまさにメンフィスで暗殺されましたので、非常にセキュリティがあれだと言ってマネージャーがダダメ出しをしました。
実現してたら面白かったかもしれません。
それはともあれですね、69年のソロアルバムから「Crop Dustin’」、自作の曲です。
で、いわゆるセッションミュージシャン、プロデューサー、ソングライターとして活躍してましたので、ソロアルバムはこれが最後かと思われましたが、1980年の『ブルース・ブラザース』の映画がヒットしまして、ここでいきなりスティーヴ・クロッパーが一躍有名になりまして。
81年にソロアルバムが出ました。『Playin' My Thang』。
ここからシングルカットされました同名曲「Playin' My Thang」。
同じアルバムから、やはりシングルカットされました「Fly」
その後、82年にもアルバムを出しております。
『Night After Night』というアルバムですが
これもタイトルソングがシングルカットされております。
全部でソロアルバム10枚前後出ておりますけれど、
2021年に出ました『Fire It Up』というアルバムから「Far Away」という、アメリカの分断化を嘆く歌ですけれども、これを最後にお聴きいただきました。
<了>