おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



山下達郎サンデーソングブック2022年3月20日『リクエスト特集』

曲の紹介部分を要約して記載しています(青文字は書き起こし)。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。


1. MISTY MAUVE (HOME KARAOKE) / 山下達郎 "おうちカラオケ"
2. MELTING POT / BOOKER T. & THE MG'S '71
3. POOR LITTLE FOOL / RICKY NELSON '58
4. OH LOVE, WELL WE FINALLY MADE IT / LOVE UNLIMITED '73
5. THE WATER IS WIDE / KARLA BONOFF "RESTLESS NIGHTS" '79
6. TEMPTATION'S 'BOUT TO GET ME / THE RASCALS "SEE" '70
7. STORMY / THE CLASSICS IV '68
8. IKO IKO / THE DIXIE CUPS '65
9. DANCER (LIVE) / 山下達郎 "岩手県民会館 2016/04/20"


3月20日 三連休でございます。
明日は春分の日。春が、刻一刻とですね、こういう時代でも近づいてまいります。

私、先週も申し上げましたが、わりと、こう、ずーっといよいよニューアルバム、その他、いろいろと用事が増えてまいりました。

わーっとなっております。

なので、今日は前倒しで録っております。
前倒しなので、お天気もそうですけども、こういう情勢が日々刻刻と変わるところで、何も申し上げられないのが心苦しいんですけれども。

それで、何か申し上げましてもですね、しょうがいないので。
ですので今日はもう世情とは関係なしに進めてまいりたいと思います。

忙しい時は、皆様のリクエストカードとお便りに助けられて、リクエスト特集でございます。
三連休の真ん中、全国各地をですね、さまざまにお過ごしをいただいている皆様のために、今日もすてきなオールディーズソングでお楽しみいただきたいと思います。

今日は、最初に何をおかけしようと思いましたけど。
考えてみましたら2020年、2021年、半分テレワークみたいな感じで番組やっておりましたけれども。

おうちカラオケ、おうちアカペラ、そんなようなものを、やっております。
そういうもののご所望、まだいただきます。

1988年の鈴木雅之さんのアルバム「ラジオ・デイズ」のために書き下ろした曲です。
セルフカバーがありますけども、この2020年に作った「おうちカラオケ」バージョンは鈴木雅之さんのカラオケにのっけて歌ったバージョンであります(笑)

MISTY MAUVE (HOME KARAOKE) / 山下達郎 "おうちカラオケ"

 

「スティーヴ・クロッパーのテレキャスの音が聴きたいです。達郎さんの好きな曲を」というリクエスト。
スティーヴ・クロッパーのテレキャスの音だと誰がなんと言おうとこれ。
1971年のブッカーT & ザ・MG'S、「MELTING POT」のシングル・ヴァージョン。
いい音だ。大体こういう南部のギタリストのこういう音が自分のギターのルーツ。カッティング一筋50年(笑)
むかし桜井ユタカさんと、桜井さんは「MELTING POT」が嫌いで、「このへんからつまんなくなった」「そんなことありません」。飲みながら論議しかたことが懐かしく思い出される。
MELTING POT / BOOKER T. & THE MG'S 

 

 

 

次はリッキー・ネルソン。
1958年の全米NO.1のミリオンセラー。
この曲がビルボードのHOT 100になってからの最初のNO.1ヒットだそう。
僕はリッキー・ネルソンでこれがいちばん好き。
POOR LITTLE FOOL / RICKY NELSON 


バリー・ホワイト関係のリクエストが相変わらずたくさん。
ラヴ・アンリミテッド、バリー・ホワイトが率いる黒人女性3人組のヴォーカル・グループ。
名曲がたくさんあるが、僕がいちばん好きな曲。
1973年、全米ソウル・チャート70位の「OH LOVE, WELL WE FINALLY MADE IT」。
OH LOVE, WELL WE FINALLY MADE IT / LOVE UNLIMITED 


カーラ・ボノフの1979年のセカンド・アルバム『RESTLESS NIGHTS』に収録されている「THE WATER IS WIDE」。
トラディショナル・ソングだが、ピート・シーガーの所属していたウィーバーズが取り上げていた曲。
このウィーバーズのメンバーだったフランク・ハミルトンにカーラ・ボノフがギターを習っていて、そのときに覚えた曲をレコーディングしたという逸話がコメントに乗っかっている。
THE WATER IS WIDE / KARLA BONOFF 

 

 

 


次は私のアイドルグループ、ラスカルズ。
1970年のアルバム『SEE』に収められている、「TEMPTATION'S 'BOUT TO GET ME」。
もともとは1965年にワシントンD.C.のソウル・デュオ、ナイト・ブラザーズのヒット曲をカヴァーしたもの。
1965年のアルバムに入る予定だったが入らなくて1970年まで持ち越していた。
今日は古い音源をかけようとしたが、探しても出てこなかったので今日はオフィシャル・ヴァージョンで。
TEMPTATION'S 'BOUT TO GET ME / THE RASCALS

 


久しぶりにかけますザ・クラシックス・フォー。
デニス・ヨーストの素晴らしい歌声。
1968年の全米5位のミリオン・セラー「STORMY」。彼らの最大ヒット。
我々の世代にはおなじみ。
STORMY / THE CLASSICS IV 


ひなまつりのガール・グループ特集のときのリクエストでかけそこなった曲。
ザ・ディキシー・カップスはニューオリンズの女性3人組のグループ。
最近、メンバーが亡くなった。
1965年のヒット・ソングの「IKO IKO」はいわゆるニューオリンズのフォーク・ソング、民謡。
マルディグラのお祭りで歌われる曲で、もともとはシュガー・ボーイ・クロフォードというブルース・シンガーが1954年にレコーディングした。
この曲をディキシー・カップスがヒットさせ、その後に我々はドクター・ジョンでおなじみになった。
IKO IKO / THE DIXIE CUPS 

 

そんなわけで「ダンサー」のライブバージョン、またまたPAアウトでございます。
2016年4月20日 岩手県民会館でのPAアウトのライブバージョン、今日もまた、お時間まで。
DANCER (LIVE) / 山下達郎 "岩手県民会館 2016/04/20"

<了>