番組中の曲の解説部分を要約して記しています。 ネットに音源があるものは張っていますが、オンエアされたものとはヴァージョン等が異なる場合があります。
1. ヘロン / 山下達郎 "コージー" "オーパス" '98
2. HEY SAH-LO-NAY / MICKEY LEE LANE '65
3. SWEET LADY SEPTEMBER / THE FLOATERS "INTO THE FUTURE" '79
4. DON'T ASK ME WHY / ALZO "LOOKING FOR YOU" '72
5. A HEART IS A HOUSE FOR LOVE / THE DELLS '91
6. CELLO SONG / NICK DARKE "FIVE LEAVES LEFT" '69
7. MR.LONELY / THE LETTERMEN "PORTRAIT OF MY LOVE" '65
8. FOREVER MINE (おうちカラオケ) / 山下達郎 "ソノリテ" "オーパス" '05
ちょっと涼しくなってきましたので「ヘロン」なんかはいかがでしょうか。
ちょうど超常連の方からリクエスト。
ヘロン / 山下達郎
ミッキー・リー・レーンはニューヨーク生まれのピアニストでありソングライターで、晩年はエンジニアになった人。1965年のシングル「HEY SAH-LO-NEY」。
HEY SAH-LO-NAY / MICKEY LEE LANE
ザ・フローターズの1979年のアルバム『INTO THE FUTURE』に入ってる「SWEET LADY SEPTEMBER」
SWEET LADY SEPTEMBER / THE FLOATERS
アルゾ・フロンテは日本でしか知られていない。
私達の仲間内で盛り上げて、今はCDがちゃんと出ている。
素晴らしい才能があるけれど、不運にもヒットに恵まれず。でもアルバムはいまだに素晴らしい内容。
アルゾの1972年のデビュー・アルバム『LOOKING FOR YOU』から「DON'T ASK ME WHY」。
DON'T ASK ME WHY / ALZO
デルズでも、ちょっと変わり種のやつ。
1991年の映画「ファイブ・ハートビーツ」、監督はロバート・タウンゼント。
これの主題歌としてシングルカットされた。
全米ソウル・チャート13位。
この映画、当時は日本未公開で、後からビデオで見たが心温まる1本。
A HEART IS A HOUSE FOR LOVE / THE DELLS
この番組は30年やっているので、始めた頃とはオールディーズの幅が30年分広がったということになる。
古くは1940年代、新しくは2000年代、2010年代までリクエストが来るようになった。
昔は来ないリクエストを結構いただくようになった。
これもそんな感じで、もうラジオじゃかからないので、ニック・ドレイク。
ブリティッシュ・フォークのシンガー・ソングライター。
けれども早くして亡くなり、数枚のアルバムが残っていて、今でもすごく人気のある人だ。
私、18ぐらいの時に渋谷のブラック・フォークというブリティッシュ・フォークかける、いわゆるロック喫茶。そこで散々かかってたのを聴いていた。
思い出に残っている人で、いい声してる、いい曲書く人。
ファーストアルバムから何曲かリクエストいただいたが、これ。
1969年、ニック・ドレイクのファースト・ソロ・アルバム「FIVE LEAVES LEFT」から「CELLO SONG」
これ聴くと本当に、その渋谷のブラック・フォークのあのランプが強烈にフラッシュバックする。
50年前だけれど18の自分がよみがえる。音楽の力ってすごいなって。
CELLO SONG / NICK DARKE
今日の最後はおなじみ「FOREVER MINE」、おうちカラオケでどうぞ。
FOREVER MINE (おうちカラオケ) / 山下達郎
＜了＞
