マイケル・ストージック
- アーティスト:マイケル・ストージック
- 発売日: 2020/08/19
- メディア: CD
いやはやこんな作品が、まさか2020年になってリイシューされるとは。
AOR/ブルー・アイド・ソウルの隠れ名盤、マイケル・ストージックのセルフタイトルアルバム「MICHAEL STOSIC」
リリース元はP-VINE。
コンスタントに素晴らしい仕事をしてくれる、たいへんありがたい存在だ。
そのインフォを見てみると
アーリー80's AOR/ブルー・アイド・ソウルの秘宝が世界初リイシュー! 米シンガー・ソングライター:マイケル・ストージックが82年に吹き込んだ幻のデビュー・アルバムは、オリジナル・プレス100枚のみの超希少盤にして、全編「歌良し!曲良し!サウンド良し!」な極上ウエストコースト・サウンドが詰まった逸品!
チカラ入ってます。
これは決して掛け声だおれではなく、「歌良し!曲良し!サウンド良し!」はまさにそのとおり。
有名なミュージシャンが参加しているわけではないし、82年作品でおそらくさほど予算もかけられてないせいか、アレンジや録音にゆるさはあるけれど、それを補って余りある曲の良さ。
ウェストコーストサウンドではあるが、ひたすら爽やかなのではなく、ちょっとブルージーというか、ブルー・アイド・ソウル的な趣もあったりする。
初期のホール&オーツぽいといいますか。
演奏陣のなかで耳を引くのはサックスで、これはブラッド・スウェット&ティアーズなどのメンバーだったジェリー・ラクロアという人らしい。
このデビュー・アルバムがメジャーから正式にリリースされなかったため、マイケル・ストージックは一度は音楽活動から離れたようだが、いま現在はまた作品をリリースしているそうだ。
この手のリイシューは、サブスクにのらないことがままあるが、この作品はSpotifyとかで聞けるので、AORファンの方にはぜひと勧めておきたい。
こちらはティーザー
MICHAEL STOSIC『Michael Stosic』(1982) album teaser
<了>