リブート / ロニー・フォスター
グルーヴィーなハモンドを堪能、マイケル・オニールのギターも良い
ベテラン・ジャズ・オルガン奏者、ロニー・フォスターによる36年ぶりのブルーノート・レコードからの新作。
1972年のデビュー盤『Two Headed Freap』が50周年を迎えるタイミングでのリリースだそうだ。
本作は、ロニーの同郷のブラザーであり、世界屈指のジャズ・オルガン奏者だったドクター・ロニー・スミス(2021年9月逝去)へのトリビュート作品。
これぞハモンドという、グルーヴィーなサウンドが堪能でき、スティーヴィー・ワンダーの名曲「Isn't She Lovely」をゴスペル風にアレンジするなど、聞き所満載。
クルセイダーズ、スティーヴィー・ワンダー作品への参加で知られる、辣腕ギタリスト、マイケル・オニール(Michael O'Neill)のギターも素晴らしい。
アメリカではかなり好評なようで、JazzWeekでは3位まで上がっている(2022年9月)。
1.Reboot
2.Sultry Song II
3.Swingin'
4.J's Dream
5.Isn't She Lovely
6.Carlos
7.Hey Good Lookin' Woman
8.After Chicago
9.After Conversation With Nadia
<了>
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