おとのほそみち

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【AOR】80年代の日本のシティポップ感たっぷり IKKUBARU『CHORDS & MELODIES』

 

IKKUBARU(イックバル)はインドネシアのポップスバンド。

1980年代中盤の日本のシティポップ、AORの影響が色濃い、というか積極的にそうしたサウンド目指しているそうだ。

すべての楽曲の作詞作曲をフロントマン Muhammad Iqbalが手がけており、彼の甘くスイートなボーカルもなかなかのもの。

すでに5回も来日している。


この『CHORDS & MELODIES』は、『Amusement Park』に続く2枚めのオリジナルアルバムで、2020年9月リリース。

一聴したところ、やはり80年代の日本のシティポップ感が満載。

なんせ1曲めのタイトルが「1986」だ。

アルバム全体を通して、特にオメガトライブ、角松敏生を思わせるフレーズが随所に出てくる。

私のように当時の音楽シーンをリアルタイムで聞いた人間には、香ばしく懐かしい。

 

とはいえ本家に匹敵する出来栄えかというと、そこまではいかない。

特にアレンジと演奏は、もう一工夫してほしかった気がする。

それと音圧がちょっと弱く、ミックスが平板な感じがある。

ただ、それらを差し引いても、シティポップスとしてはなかなかの出来栄え。

フィロソフィーのダンスにも楽曲提供しているらしいので、日本でもっと活動の場を広げるかもしれない。


MVもなんだか懐かしい印象。

「Skyline」に出てるキュートな女の子は阿部かれん(現 音羽かのん)。


ikkubaru - Street Walkin' (Official MV)


Ikkubaru - Memories


ikkubaru - Silent (Official MV)


ikkubaru "skyline" 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

■収録曲
1.1986
2.Tik Tok
3.Street Walkin'
4.Hilang
5.Memories
6.Evelyn
7.Pesona
8.Silent
9.Let The Love
10.Light
11.Evergreen *
12.Let It Swing *
13.Atlantic *
14.無重力ファンタジア(ikkubaru version) *
15.Cloudless Night(Feat. Monari Wakita) *
16.Skyline *

*日本語版ボーナストラック

 

<了>