おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也

NEW YORK'S A LONELY TOWN / THE TRADE WINDS (1965)

フィル・スペクターの影響がとても色濃い1曲。
まさにウォール・オブ・サウンド。

それもそのはず、この曲はフィル・スペクター門下で仕事をしていたソングライター・コンビ、ピーター・アンダースとヴィニ・ポンシアによるもの。

つまり親分に追いつけ追い越せを狙ったであろう作品。

フィルの元からリリースして欲しかったようだが、フィルはこれを却下。

だが、フィルの師匠筋にあたる、ジェリー・リーバー&マイク・ストーラーというヒットメーカーのプロデューサー/ソングライター・コンビが、自分たちのレーベル(レッド・バード)から出すよう持ち掛け、実現した。


歌っているのはトレイド・ウィンズ(TRADE WINDS)

しかしその実態は曲を作ったピーター・アンダースとヴィニ・ポンシアであって、つまりは覆面のユニットだった。

1965年にリリースされ、全米32位のヒットになった。

美メロだし、コーラスもきれいなサーフミュージック。そりゃヒットするだろうと。

 

イギリスではデイヴ・エドモンズがカヴァー。

 

日本では山下達郎が、場所を東京にして、カヴァーしている。

 

<了>