おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



2018-01-01から1年間の記事一覧

久保田利伸と北川景子  CM「赤の季節」~So Beautiful

久保田利伸が新曲「So Beautiful」のミュージックビデオ(Short Ver.)を公開した。深みのあるスローで、良い。 歌はもちろんだが、サウンドメイク全体のクオリティが高いので、ゆったり心地よく聞いていられる。 www.youtube.com この曲はコーセー「エスプ…

東方神起『Jealous』の作曲者は EXILEの『Rising Sun』の作者でもあった

Billboard Japanの2018年11月19日~11月21日の集計で、東方神起の最新シングル『Jealous』が、76,442枚を売り上げて首位を走っている。 www.youtube.com 1位『Jealous』東方神起(76,442枚) 2位『帰り道は遠回りしたくなる』乃木坂46(39,177枚) 3位『オー…

山下達郎サンデー・ソングブック 2018年11月18日「11月(NOVEMBER)で棚からひとつかみ」

達郎氏のコメントの趣旨を書き起こし、YouTubeにある音源を貼っておきます。Amazonで販売中のCD等も貼っていますが、オリジナル盤ではなくコンピ盤等の場合があります。 1. すてきなヒットソング / 竹内まりや BEGINNING アーティスト: 竹内まりや 出版社/メ…

竹内まりやとトム・スコットとリー・リトナー

竹内まりやがデビュー40周年ということで、初期の作品がリマスターされボートラを加えて発売されている。まずデビューアルバム『BEGINNING』。1978年の作品。 1. グッドバイ・サマーブリーズ2. 戻っておいで・私の時間3. 夏の恋人4. 輝くスターリー・ナイト5…

2018年 もっとも稼いだ女性歌手 1位はケイティ・ペリー、2位はテイラー・スウィフト

経済誌「Forbes」が、2018年に最も稼いだ女性ミュージシャンのランクを発表している。対象期間は2017年6月~2018年6月。 1. Katy Perry ($83 million) $1=110円として約91億円2. Taylor Swift ($80 million)3. Beyoncé ($60 million)4. Pink ($52 million)5…

B'zより 嵐より アムロより上だった 東方神起

『日経エンタテインメント!』2018年12月号で2018年のコンサート動員力ランキングが発表されている。ファイナルツアーを行った安室奈美恵とばかり思っていたが、全然違った。東方神起だった。 まだツアーの途中だが、年末までに日程が発表されたコンサートの…

アンダーソン・パーク(Anderson .Paak)の新作『Oxnard』の顔ぶれがとんでもない

ロサンゼルスのシンガー/ラッパー/ドラマー/プロデューサーであるアンダーソン・パーク(Anderson .Paak)が注目を集めたきっかけは、2015年、ドクター・ドレー(Dr. Dre)およそ15年ぶりの新作『Compton A Soundtrack By Dr. Dre』への参加だろう。 コンプト…

テイラー・スウィフト(Taylor Swift)2018年東京ドーム公演初日のセットリスト

…Ready for It?I Did Something BadGorgeousStyle / Love Story / You Belong With Me Look What You Made Me DoEnd GameKing of My Heart DelicateShake It Off (with Charli XCX and Georgia Nott)Dancing With Our Hands TiedI Know Places Blank SpaceDr…

【Live in Japan】ユーライア・ヒープ 2010年来日時のライヴ 「Live In Kawasaki Japan 2010」

ユーライア・ヒープは2010年に来日しているのだが、そのときのステージを収録しているライヴアルバムが出ていたとは、全然知らなかった。 2013年8月リリース。ちょっと時間が開いていたから、うっかり見落としたのかもしれない。 クラブチッタ川崎での2日目…

ビル・ウィザース(Bill Withers)への素晴らしいトリビュート、ホセ・ジェイムズ(Jose James)、アンソニー・デイヴィッド(Anthony David)

1980年代半ばに事実上の引退をしたが、未だ根強い人気を誇るアメリカウェストバージニア州出身のシンガーソングライター ビル・ウィザース(Bill Withers)。今年、生誕80年ということもあってか、素晴らしいトリビュートアルバムが2枚リリースされた。 まず…

マックス・ミドルトン Max Middleton #1 Jeff Beck Group「Rough and Ready」

彼がプロのキーボード・プレイヤーとして活動をスタートしたのは、Jeff Beck Groupでのことだ。同グループの3作目、1971年リリースの「Rough and Ready」のメンバーとしてクレジットされた。ちなみに2作目のときのキーボード・プレイヤーはニッキー・ホプキ…

山下達郎サンデー・ソングブック 2018年11月11日 リクエスト特集

2018年11月11日 リクエスト特集 達郎氏のコメントの趣旨を書き起こし、YouTubeにあるものは貼っておきます。 Amazonにあるものも貼っていますが、オリジナル盤ではなくコンピ盤等の場合があります。 1. 今を生きよう (SEIZE THE DAY) / 竹内まりや 小さな願…

ジョルジャ・スミスに続く新星 ヤスミン・レイシー(Yazmin Lacey)

去年から今年にかけて大ブレイクしたジョルジャ・スミス(Jorja Smith)。彼女に続くイギリス出身のネオソウルディーバがヤスミン・レイシー(Yazmin Lacey)だ。 2017年「Black Moon–EP」、2018年に「When The Sun Dips 90 Degree–EP」と2枚のミニアルバム…

サザン・ソウルファンにとっての奇跡 ウィリー・ハイタワー(Willie Hightower)

アメリカ南部のソウル、いわゆるサザン・ソウルの愛好者にとって、ウィリー・ハイタワーは別格だ。サム・クック・フォロワーのなかでも、その実力は指折り。1960~70年代にかけてリリースしたシングルの数々は、サザン・ソウルの傑作として名高い。 私が好き…

『The Four』から登場した注目の新人エヴィ・マッキニー(Evvie McKinney)

アメリカで1月から放送が始まった『The Four: Battle for Stardom』。「ザ・フォー」と呼ばれる4人が勝ち残れる歌バトル番組。同時にオーディション番組でもあり、リアリティ番組でもある。 素人の登竜門というよりは、デビューして間もない新人、あるいは未…

西城秀樹さんが歌うユーライア・ヒープの「July Morning」(7月の朝)

ユーライア・ヒープが2019年3月に来日するという。 前回が2010年、その前が1991年、その前が1973年。 本当にぽつりぽつりとだが、それだけ息の長いバンドなのである。 イングランド出身で、結成は1969年。 「レッド・ツェッペリン」「ブラック・サバス」「デ…

「僕は観客が一人でもやります、けれども......」山下達郎さんは言った

山下達郎さんがMCを務める民放FMの長寿番組「サンデー・ソングブック」 2018年11月11日の放送の中で、リスナーから、沢田研二さんのコンサートキャンセルを前提にしたとおぼしき質問が寄せられ、達郎氏がこれに答えた。 質問 達郎さんがコンサートに臨むにあ…

クラプトンのクリスマス

アルバム『Happy Xmas』は海外で10月12日、日本で11月7日にリリース。 アルバム・カヴァーのサンタクロースのイラストはクラプトンが自ら描いたものだそうだ。2016年の『I Still Do』以来、24作目のスタジオ・アルバムである。 ハッピー・クリスマス アーテ…

DA PUMPの紅白出場は荻野目洋子のリベンジである

昨年(2017年)荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」が再注目され、リバイバルヒットとなった。 www.youtube.com そのきっかけになったのは、言うまでもなく女子高生たちのバブリーダンス。聴き比べるとわかるが、オリジナルよりもテンポを速くしている。 www…

スティーリー・ダンのフォロワーたち #1 Samuel Purdey (Suchmosもイチオシ!)

紅白歌合戦への初出場が決まったSuchmos。 かつてJ-WAVの番組「THE KINGS PLACE」で彼らがナビゲーターを努めていたとき、Suchmos一押しの名盤を紹介するコーナー「Suchmos The Essence」があった。 そこで“死ぬほど聴いた”と紹介されていたのが、Samuel Pur…

シカゴの辣腕ブルースマンによるストーンズのカバー 「Chicago Plays The Stones」

The Rolling Stonesの音楽のベースにあるのは、言うまでもなくR&Bである。2016年にリリースした『Blue & Lonesome』は彼等が敬愛し尊敬するブルースのカバーアルバム。若きストーンズがバンドとしてのキャリアをスタートさせたロンドン西部にあるブリティッ…

私にとっての50代ナンバーワン女性アーティスト

J-POPの女性歌手に何故か50代が少なく、むしろ60代が元気。 ※2018年11月時点 竹内まりや 1955年生まれ/63歳矢野 顕子 1955年生まれ/63歳 松任谷由実 1954年生まれ/64歳中島みゆき 1952年生まれ/66歳 すごい顔ぶれ。いまもみな現役バリバリ。枯れた印象は…

仲井戸“CHABO”麗市が語るロックの深く濃いウンチク

仲井戸“CHABO”麗市さんがMCを務め、2015年に放送されていたBSジャパンの音楽バラエティ番組『ON THE ROCK!』ロックバーで熟年のロックファンが熱く語り合うというのがコンセプトだった。ゲストは述べ24人。Char、村上“ポンタ"秀一、金子マリ、鮎川誠らミュ…

JOY-POPS(村越弘明+土屋公平)Wrecking Ball JOY-POPS 35th Anniversary Tour

2000年に解散した “The Street Sliders”のデビュー35周年企画として、ハリーと蘭丸、つまり村越弘明と土屋公平がJOY-POPSとしてツアーを行った。 フロントマンだった二人が同じステージに立つのは何と18年振り。正直、もうないだろうと思っていたファンも多…

日本のロック・ミュージシャンによるT.Rex 追悼企画アルバム 吉井和哉、村越弘明らが参加

リリースは2017年9月。 生誕70年没後40年を迎えたマーク・ボラン追悼企画。 ぶっちゃけ、それほど売れるとも思えないが、よくリリースにこぎつけたものだ。 T.Rex Tribute ~Sitting Next To You~ presented by Rama Amoeba アーティスト: ROY (THE BAWDIES)…

ロック・レジェンドの50周年記念盤が次々と3 ジミ・ヘンドリックス『Electric Ladyland』50周年記念盤

日本盤はCD3枚+Blu-ray1枚ヴァージョン。CD1は、オリジナル・アナログテープからマスタリング・エンジニアのバーニー・グランドマンが新たにリマスタリングしたオリジナル・アルバムを収録。CD2は『At Last...The Beginning: The Making of Electric Ladyla…

ロック・レジェンドの50周年記念盤が次々と2 ストーンズ『Beggars Banquet』50thアニヴァーサリー・エディション

LP + 12インチ・シングル + ソノシートをセットしたアナログ版。アルバム本編はボブ・ラドウィックが新たにリマスター。それをアビイ・ロード・スタジオでラッカー盤にカットし、180g重量盤LPに収めています。12インチ・シングルには、ステレオ版とは大きく…

ロック・レジェンドの50周年記念盤が次々と1 『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』

まず。『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』50周年記念スーパー・デラックス・エディション。全曲の新ステレオ・ミックスと5.1サラウンド・ミックスに加えて、同時期にレコーディングされたデモ、同作のレコーディング時に残されたセッション・レコーデ…

ポール・マッカートニー in 名古屋 (セットリストあり)

名古屋駅に到着したところの映像。 あちこちに手を振りまくって、サービス精神旺盛です。 こちらが名古屋公演のセットリスト A Hard Day’s NightJunior’s FarmCan’t Buy Me LoveLetting GoWho CaresGot to Get You into My LifeCome On to MeLet Me Roll ItI…

アースシェイカーとMARCYとアン・ルイス

関西出身のハードロックバンド、アースシェイカー(EARTHSHAKER)が『THE STORY GOES ON』をリリース。1983年のメジャーデビューから35周年を記念しての作品だ。元メンバーのキーボードプレイヤー永川敏郎も全面参加している。 このバンドの持ち味である、キ…