おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也

山下達郎サンデーソングブック 2020年09月27日「棚からひとつかみ+リクエスト」書き起こし

オンエアされた曲に関する達郎氏のコメントを書き起こしています(一部要約あり)。インフォメーションやリスナーからのメッセージは割愛しています。リンクを張っている音源は、オンエアされた音源とは異なることが多々あります。

----------------------------------------------------------------------------

1. ミライのテーマ / 山下達郎 '18
2. GONE,GONE,GONE / THE EVERLY BROTHERS '64
3. SOMEBODY (SOMEWHERE) NEEDS YOU / DARRELL BANKS '66
4. LA LA (MEANS I LOVE YOU) / THE ESCORTS "3 DOWN 4 TO GO" '74
5. MY MINDS KEEP TELLING ME / EDDIE HOLMAN '72
6. I LOVE YOU (ACAPPELLA 60sec) / 山下達郎 未発売 '83
7. THANK HIM (DEMO) / BRIAN WILSON '63
8. 雨は手のひらにいっぱい (LIVE) / 山下達郎 "12/02/15 岐阜長良川国際会議場"

 

私に限らず、音楽業界、いろいろ大変でございます。
音楽業界に限らず、先がなかなか見えにくいんですけども。
少しづつですね、新しい対策を打っていくという、前向きな施策をみんなで一生懸命考えている今日この頃でございます。
おかげさまで、番組の方はですね、変わらず続行でございます。
で、先週と同じで、今日も皆様のお便り、リクエストにお応えしつつ、私のレコード棚からいろいろと持ってきつつ『棚からひとつかみ+リクエスト』で、今週もお届けします。
いつもと同じようにできることの、ありがたさ。

(ミライさんというリスナーからのリクエスト)

すてきなお名前ですね。
あなたの未来がすてきなものとなりますよう。
私の2018年のシングル、映画「ミライの未来」の主題歌「ミライのテーマ」

ミライのテーマ / 山下達郎


GONE,GONE,GONE / THE EVERLY BROTHERS


久しぶりでエヴァリー・ブラザーズ。
1964年、全米31位、私の大好きな「GONE,GONE,GONE」。
彼女が行ってしまった歌ですけど、明るいサウンドでございます。
ギターリフが非常に特徴のある名曲です。これではじめてみました。


超常連のリスナーから珍しいところをいただきました。
ダレル・バンクス。
ゴスペル出身の非常に歌の上手いシンガーだったんですが、1970年に女性関係のもつれか、ちょっとわからないですが、警官に射殺されました。32歳で亡くなってしまいました。
生きていれば大きな実績を残せた、そういう歌唱力の人です。
1966年、2作目のシングル、全米R&Bチャート14位、全米チャート35位、「SOMEBODY (SOMEWHERE) NEEDS YOU」。

SOMEBODY (SOMEWHERE) NEEDS YOU / DARRELL BANKS

スポンサーリンク

 

 

「達郎さんの好きなLA LA (MEANS I LOVE YOU)の原曲を」という変なリクエスト。
もちろんデルフォニックスと申し上げたいところですが、私がいちばん好きなのはジ・エスコーツという、7人組のヴォーカル・グループなんですが、全員刑務所の囚人で刑務所の中で結成されて録音されてアルバムも出して話題になりました。1973年の話です。
このエスコーツのセカンド・アルバム、タイトルが『3 DOWN 4 TO GO"』、3人出所して4人まだ残っている、そういうアルバムですが、ここに入っています「LA LA (MEANS I LOVE YOU)」が大好きです。
1974年のアルバムですが、プロデュースは私が死ぬほど好きなジョージ・カー。
本当に素晴らしいヴァージョンです。

LA LA (MEANS I LOVE YOU) / THE ESCORTS

 涼しくなってきますと、こうしたスイートソウルものは季節に合うと。
ジョージ・カーやってみようかなあ、曲書きそっちのけで没頭しそうでこわいですが。
ドゥワップからラップまで全部できますが。

もう一曲スイートソウルもののリクエスト。
エディ・ホルマン。裏声のとってもきれいな人です。
この曲はシングル・オンリーの曲なので、こういうのは何回でもかけます。
1972年、ソウル・チャート20位。
彼は元々フィリーの人なので、これはロニー・ベイカーの曲なので、たぶんMFSBがバックだと思います。

MY MINDS KEEP TELLING ME / EDDIE HOLMAN




「I LOVE YOU」のアカペラのテレビ用の60秒ヴァージョンにリクエスト。わがままなやつです。
ほんとはインストヴァージョンもあるんですけど、マスターが劣化しまして。
アカペラは運のいいことに残っています。
当時のCMは120秒、60秒、30秒、40秒、20秒、15秒、全部別録りでした。
テイクが違うんですが、アカペラなのでほとんど同じです。

I LOVE YOU (ACAPPELLA 60sec) / 山下達郎 <未発売>

スポンサーリンク

 

 


最近、昔のビーチボーイズの音源が乱発されていますが、これもそういう一つです。
デモです。
いろんなブートとかストリーミングとかで出たりしていますが、そのたびに「THANK HIM」だったり
「I THANK HIM」だったりいろいろですが、ブライアンが1963年につくったデモテープということです。
音質は最低です。
作詞作曲ブライアン・ウィルソン。彼の声であることは間違いありません。

THANK HIM (DEMO) / BRIAN WILSON

こういうのがどんどん出ちゃっていいんですかね・・・わかりませんけど。
曲はいいですね。あふれるように作っていた時代でしょう。


「雨は手のひらにいっぱい」演奏長めのライブ版でお願いしますというリクエスト。
わがままな、あれですが。
「雨は手のひらにいっぱい」はライブもレコーディングもサイズがあまり変わりません。
エンディングがありますので。
残念ながら、一番最後に演奏したのが2012年ですので8年前のソースでございますが。
この時代、ギリギリでですねデータで録ってなくて、DATであれしてるんで、探すのがたいへんなので、以前かけたソースで、岐阜の長良川国際会議場。
初めて岐阜に行ったときのライブ
2012年2月15日のライブバージョン「雨は手のひらにいっぱい」

雨は手のひらにいっぱい (LIVE) / 山下達郎

 

<了>