おとのほそみち

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山下達郎サンデーソングブック2022年1月9日『新春放談放談(ゲスト宮治淳一)Part.2』

放談の中から曲の紹介部分を要約して記載しています。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。

1. HOT LICKS / THE STARLIGHTERS '59
2. PLEASE DON'T EVER LEAVE ME / JOE JR. '69
3. SLIDE / THE LAVENDERS '61
4. ANGEL / THE LAVENDERS '61
5. ANGEL ON MY SHOULDER / JERRY WALLACE '60
6. GOTTA HAND IT TO THE BOY / ANGELA DEEN '64
7. CIAO BABY / THE MONTANAS '67
8. LET THE GOOD TIMES ROLL / CANDY & THE KISSES '63
9. I HEAR THUNDER / PAT UPTON '73

 

達郎氏選。
「この人がいちばん最初に何をやっていたか」に興味があるという。
最近、手に入れたのはレオン・ラッセルがオクラホマ時代に出していた作品。
このザ・スターライターズのメンバーにはJ.J.ケールが入っている。
HOT LICKS / THE STARLIGHTERS '59


 

宮治氏選。
ザ・サークルの「PLEASE DON'T EVER LEAVE ME」のカヴァー。
達郎氏曰く「今回いちばんストレンジ」。
ジョー・ジュニアを調べたら香港のグループ・サウンズのリーダーだとわかった。
これはポリドールの日本盤で香港では出てない。
いまも現役で、そこそこ人気があるらしい。
PLEASE DON'T EVER LEAVE ME / JOE JR. '69


 

達郎氏選。
これも「この人は最初に何をやっていたかのか」の続き。
アメリカのソングライター・チーム、ギャンブル&ハフのレオン・ハフのファースト・レコーディング。
ラベンダーズの「SLIDE」。
ロックンロールで、イントロのピアノはたぶんレオン・ハフ。
プロデュースはジェリー・ロス。
SLIDE / THE LAVENDERS '61


 

達郎氏選。
さきほどの「SLIDE」のB面でドゥー・ワップの「ANGEL」。
ラベンダーズはヴォーカル・グループだと思われる。
向こうのディーラーのコメントにはキッズ・グループとある。
この曲は次のツアーの客入れに使う予定。
ANGEL / THE LAVENDERS '61


 

宮治氏選。
日本ではマンダムのCMでお馴染みのジェリー・ウォレス。
カントリー・ポップで知られる人だが、シェルビー・フリントの「ANGEL ON MY SHOULDER」、邦題「私のエンジェル」をカヴァー。
ANGEL ON MY SHOULDER / JERRY WALLACE '60


 

達郎氏選。
アメリカのソングライター、ジャック・ケラーのソンググラフィーを見て最近買ったガールもの。
アンジェラ・ディーンとは全く誰だかわからない。
これは大瀧さんが喜びそうな曲。
GOTTA HAND IT TO THE BOY / ANGELA DEEN '64


 

宮治氏選。
モンタナスはイギリスのソフト・ロック・グループ。
この作品はトイズの「CIAO BABY」のカヴァー。
プロデュースはトニー・ハッチ。曲はラリー・ワイス&スコット・イングリッシュ。
CIAO BABY / THE MONTANAS '67


 

達郎氏選。
プロデュースはジョニー・リヴァースのウォール・オブ・サウンド。
LET THE GOOD TIMES ROLL / CANDY & THE KISSES '63


 

宮治氏選。
(カリフォルニア出身のポップ・グループ)スパイラル・ステアケースのヴォーカル、パット・アプトンのシングル。作曲はケニー・ノーラン。
I HEAR THUNDER / PAT UPTON '73


<了>