おとのほそみち

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山下達郎サンデーソングブック2022年1月2日『新春放談放談(ゲスト宮治淳一)Part.1』

放談の中から曲の紹介部分を要約して記載しています。ネットに音源があるものは貼り付けていますが、必ずしもオンエアされたものと同じではありません。

1. FAIS ATTENTION (明日の青空) / MARJORIE NOEL '66
2. BE MINE / THE TREMELOES '67
3. MI SEGUIRAI / GLI SCOOTERS '67
4. DYNAMITE / THE CLEE SHAYS '66
5. BIG MR.C / THE LINK EDDY COMBO '61
6. DAKOTA / THE JUMPING JEWELS '63
7. BIG MAN / BARBARA JACKSON '66
8. GOING DOWN THE STONEY END / MILT OKUN'S NEW FRIENDS '67

 

宮治氏選。
温泉宿に男4人くらい集まって、シングル盤を50枚くらい持ち寄って、朝までかけて聞いた。
メンバーの中でいちばん若い三十代前半の人がマージョリー・ノエルの4曲入りのフランス盤を持参。
アンダース&ポンシアが好きな宮治氏は「こんな曲が」と驚きつつ、日本盤もあることを聞いて、家に帰って自宅を調べたら持っていたと....
A面の「あなたでいっぱい」のB面で「FAIS ATTENTION (明日の青空)」。
FAIS ATTENTION (明日の青空) / MARJORIE NOEL '66

 

 

達郎氏選。
達郎氏はトレメローズが好きで、アマチュア時代にトレメローズをずいぶんやっていた。
「BE MINE」、邦題「君だけの世界」はイタリアのバンドのカヴァーで、この曲のオリジナルをずっと探していた。そのオリジナルのスクーターズをついに入手。
まずはトレメローズのヴァージョンを。
BE MINE / THE TREMELOES '67

 

この曲がトレメローズの「BE MINE」のオリジナル「MI SEGUIRAI」。
ジャケ写真は5人組でドゥー・ワップ・グループのよう。
サウンドはちょっとイタリアン・プログレみたいなテイストがある変な曲。
MI SEGUIRAI / GLI SCOOTERS '67



宮治氏選。
クリー・シェイズはチャレンジャーズの別働隊。この曲は1966年のシングルで、クリフ・リチャードの「DYNAMITE」をインストで演奏したもの。
DYNAMITE / THE CLEE SHAYS '66


 

達郎氏選。
(先ほどオンエアした)クリー・シェイズの「DYNAMITE」を聴いて選んだ。
タイトルの“ミスターC”はレイ・チャールズのことで、「WHAT'D I SAY」のインスト・ヴァージョン。途中から弦が入ってきたりして、とんでもなくサイケでパンクな曲。
BIG MR.C / THE LINK EDDY COMBO '61

 

宮治氏選。
ジャンピング・ジュエルズはオランダの4人組。
80年代にエレキ・インストがちょっと流行ったときに、当時のベスト盤を買った。
この曲が好きでオリジナルシングルを買うつもりだったが、当時はヨーロッパの、しかもヒットしてないシングルを買う方法がなかった。
それが最近になってネットで買えるようになった。
DAKOTA / THE JUMPING JEWELS '63



達郎氏選。
ワーナーのエンジニアから聞いた話で、80年代から90年代のデジタル・リマスターはスペックが低く、アナログで切ると不足していた倍音がちゃんと出る。なので現代のスペックでCD化したら音の艶が全然違うらしい。
この曲はルーターズのマイケル・Z・ゴードンが書いた曲で、大瀧さんの新春放談でもかかりそうな曲。
BIG MAN / BARBARA JACKSON '66



宮治氏選。コーラスもの。
この曲が好きでいろんな人がカヴァーしているが、そのなかでこれに出会った。
1966年夏にローラ・ニーロがミルトン・オクンのオーディションのときの8曲分がレコードになった。
それで急にこっちに来た。「STONEY END」はほかに誰が歌ってるのかと。ミルトン・オクンがこんなふうに歌わせてたんだと。
当時、ローラ・ニーロも知らなかったが、何十年も経って「GOING DOWN THE STONEY END」にたどり着いたという。
GOING DOWN THE STONEY END / MILT OKUN'S NEW FRIENDS '67

 

<了>