アートレス / ウォンク
「エクスペリメンタル・ソウル」をテーマに、ジャズ、R&B、ネオソウル、ヒップホップを独自に解釈、融合させたサウンドで定評のある日本のユニット、WONK。
ホセ・ジェイムズのアルバム「Love In A Time Of Madness」にリミキサーとして参加したり、香取慎吾とのコラボで楽曲制作するなど、話題性のある活動も多く、かねて注目度は高い。
そんな彼らの5thアルバムが「artless」。
ありのままの心の機微や、日常の景色を描くことがテーマだそうで、なるほど、オーガニックなアコギの響きや、肩の力の抜けたコーラスなど、圧は控えめで、聞き手に寄り添うような楽曲、演奏が耳に残る。
もちろんテクニックには定評のある人たちなので、一音一音の明度は高く、アンサンブルの緩急も見事。
キャッチーなメロも多く、新たな聞き手を迎える間口は広い印象だ。
ただ、6曲入、約23分で、CDが3300円というのは、ちょっとなあ。。。
1 Introduction#6 - artless
2 Cooking
3 Migratory bird
4 Euphoria
5 Butterflies
6 Umbrella
<了>
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