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【JAZZ新譜】On the Way to be Free / Chicago Soul Jazz Collective (2022)

オン・ザ・ウェイ・トゥ・ビー・フリー / シカゴ・ソウル・ジャズ・コレクティブ

シカゴのセクステットが本格派ヴォーカリストを迎えて

日本語のレビューがほとんど見当たらないので、せめて自分で書く。

シカゴ・ソウル・ジャズ・コレクティブは、文字通りシカゴを拠点に活動している、セクステット。

これまた名前通り、ソウル、ジャズのミクスチャー感のあるイマドキの音を出していて、クエスト・ラヴのザ・ルーツあたりを思わせるところもある。

本作は、彼らにとって3作目で、拠点を同じくするシカゴのシンガー、ディー・アレクサンダー(Dee Alexander)を迎えてのもの。

Chicago Soul Jazz Collective meets Dee Alexanderが本作の正式なアーティスト名になる。

ディー・アレクサンダーは、ブルージーな歌声を持つ本格派。

歌いっぷりに余裕があり、ディテールはきめ細やかで、何を歌わせてもうまい。

演奏も歌も、良い意味で肩のチカラが抜けていて伸びやかで、包容力がある。

ドラムの音など、かなりドタバタしていてローファイな感じだが、それがむしろいい味を出している。

日本には評価の声がまるっきり聞こえてこないが、アメリカではヒット作となっており、JAZZ WEEKでは最高位6位まで上がっている。

 

<了>

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