ザ・ハート・ウォンツ / ジョー・ハーロップ
繊細で柔らかな歌声を持つ女性シンガーの3作目
ジョー・ハーロップは、ノースカロライナ州ダーラム出身のシンガー。
セッションシンガーとして、ニール・ダイヤモンド、ロッド・スチュワート、グロリア・ゲイナーら、著名なアーチストと仕事をしキャリアを重ねてきた。
ロンドンに渡って、ジャズシンガーとして活動し、2020年のデビュー・アルバム『Weathering The Storm』が高い評価を得る。
本作が3枚目の作品。
ジャズシンガーとしては、やや線の細い声だが、繊細で柔らかな歌声が彼女の持ち味。
ジャズをベースにしながらも、わりとポップな印象の曲もあって親しみやすい。
クリスチャン・マクブライド、ジェイソン・レベロ、トロイ・ミラーら腕利きがそろった演奏も聞きもの。
JAZZ WEEKではベスト20に入っている。
<了>
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