ライフ・イズ・ビューティフル / リサ・ヒルトン
アメリカを代表する女性ジャズピアニスト、リサ・ヒルトン。
いちおう書いておくが、あのセレブのヒルトン一族とは関係ない。
カリフォルニアの小さい街で、大学教授である父と会計士である母のもとに生まれた。
デビューアルバムのリリースは1997年。
これが、25作目のリーダーアルバムだと知って、そんなに多いのかと驚いた。
1年に1作のペース。実にコンスタントな活動ぶりである。
本作は、ドラム、ベースとのトリオ作品。
彼女のピアノには、泥臭さやブルージーな感じはなく、品があってエレガント。
いまどき女性らしい、と言ってはいけないのかもしれないが、やはり女性が奏でる音だな、と思わせる瞬間が多々ある。
そして彼女は作曲能力が非常に高い。
本作も冒頭の1曲をのぞき彼女のオリジナルで、ややヴィンテージで親しみやすいテーマフレーズに耳を奪われる。
JAZZ WEEKのチャートでは上位20位に入っている。
支持は厚いようだ。
Lisa Hilton
Luques Curtis(b)
Rudy Royston(d)
1.Ernie's Blues
2.Retro Road Trip
3.Nightingales & Fairy Tales
4.Too Hot
5.Unforgotten Moments Falf Forgotten Dreams
6.Stepping Into Paradise
7.Santa Monica Samba
8.Seduction
9.Temproary Lullaby
10.More Than Another Day
11.So This Is Love
<了>
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