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【JAZZ新譜】ジャズベースの期待の新星 注目のセカンド ForEver / Joshua Crumbly (2021)

フォーエヴァー / ジョシュア・クランブリー

ForEver

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2020年に初のリーダーアルバムを出したばかりの注目の若手ベーシスト、ジョシュア・クランブリーが早くも新作をリリース。

彼は1991年生まれ、ロサンゼルス出身で、父はサックス奏者のロニー・クランブリー。

ジュリアード卒業後、ニューヨークを中心に活動を展開し、2013年、テレンス・ブランチャード『マグネティック』への参加で注目され、カマシ・ワシントン、リオン・ブリッジズらと共演を重ねてきた。

前作は、現代ジャズを基調としながら、エレクトロ・アンビエント、ニューエイジ、ポストロック、さらには母方のルーツであるインド的旋律までを、高い作曲・編曲能力と演奏力でまとめ上げた秀作だった。

本作も基本的にはその延長線上にあるが、前作よりはベースが前に出ている印象。

前作は初リーダーということもあり、やりたいことやれることはなんでもいろいろ、だったのかもしれないが、今回は本来のベーシストとしての立ち位置を見直した、ともいえそうだ。

弾きまくるタイプの人ではないが、ハーモニクスひとつとっても細かなニュアンスや音響感は現代のベーシストの中でも頭ひとつ抜けた感があるので、イマドキのエレベが聴きたい人はぜひ。


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