おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



山下達郎サンデーソングブック2022年07月3日「リクエスト+棚からひとつかみ」

番組中の曲の解説部分を要約して記しています。 ネットに音源があるものは張っていますが、オンエアされたものとはヴァージョン等が異なる場合があります。 

1. CHEER UP! THE SUMMER / 山下達郎 
2. CALL ME / CHRIS MONTEZ '66
3. VEHICLE / THE IDES OF MARCH '70
4. SWEET LITTLE THING / THE SPIRAL STARECASEE "MORE TODAY THAN YESTERDAY" '69
5. I'M NOT GONNA LET / COLONEL ABRAMS '86
6. WON'T SOMEBODY DANCE WITH ME / BRUCE JOHNSTON "GOING PUBLIC" '77
7. STEAL AWAY / ETTA JAMES "TELL MAMA" '67
8. IN THE NAME OF LOVE / ROBERTA FLACK "I'M THE ONE" '82
9. FUTARI (LIVE) / 山下達郎 "2019/10/09 札幌文化芸術劇場 HITARU"

 

そろそろ夏が近づいてきたので夏の歌「CHEER UP! THE SUMMER」
CHEER UP! THE SUMMER / 山下達郎 


クリス・モンテスはメキシカン・アメリカンの人。
はじめはロカビリーだったが、路線を変えて、男か女かわからないソフトな声で歌う人になった。
「CALL ME」は1966年、全米22位。トニー・ハッチの名曲。
CALL ME / CHRIS MONTEZ 


アイズ・オブ・マーチはシカゴのブラス・ロック・バンド。
彼らの1970年の全米2位の大ヒット曲「VEHICLE」。
実質的にはワン・ヒット・ワンダーだ。
ギターを弾いて歌ってる人は、後にサバイバーのキーボードプレーヤーになった。
VEHICLE / THE IDES OF MARCH 


リクエストはスパイラル・ステアケースのアルバムの中の曲。
1969年の「SWEET LITTLE THING」はリードヴォーカルのパット・アプトンの超高音が冴える。
SWEET LITTLE THING / THE SPIRAL STARECASEE 


R&Bを一曲挟んで。私の好きなシンガー、コロネル・エイブラムス。シカゴ生まれニューヨーク育ち。
テディ・ペンタグラスにそっくりだが、テディのテクノ版という感じの「I'M NOT GONNA LET」。
1986年、全米ソウル・チャート7位。
I'M NOT GONNA LET / COLONEL ABRAMS 


ブルース・ジョンストンの1977年のアルバム『GOING PUBLIC』から「WON'T SOMEBODY DANCE WITH ME」。
アメリカのダンス・パーティは男の子が女の子を誘う。
誰も誘ってくれず壁の花になってる女の子にをお父さんが励ますと、誘ってくれる男の子が現れる。
そんなハッピー・エンドの曲。
WON'T SOMEBODY DANCE WITH ME / BRUCE JOHNSTON


エタ・ジェイムズのアルバムの中の曲にリクエスト。
『TELL MAMA』は1967年、マッスルショールズでレコーディングされた名盤。
それに入ってるジミー・ヒューズのカヴァーで「STEAL AWAY」。
STEAL AWAY / ETTA JAMES 


ロバータ・フラックの1982年のアルバム『I'm the One』に入ってる「IN THE NAME OF LOVE」。
この曲は元々はグローバー・ワシントンJr.のアルバムに収められていたインスト。
それに歌詞を付けたラルフ・マクドナルドとビル・ウィザースとウィリアム・サルターの共作。
IN THE NAME OF LOVE / ROBERTA FLACK 


2019年10月9日に北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruで行われたライヴから「FUTARI」
FUTARI (LIVE) / 山下達郎 "2019/10/09 札幌文化芸術劇場 HITARU"

 

<了>