2020年12月13日の「山下達郎のサンデー・ソングブック」で、リスナーから
ボビー・ウーマックの曲なら何でも、というリクエスト。
達郎氏はこれに応えて、
いちばん好きなのを1曲。
1981年のアルバム『POET』、人気盤ですが、 ここからシングルカットされて、全米ソウル・チャート55位「SECRETS」
ジェームス・ギャドソンのドラムがすごい、素晴らしい。
とコメント。
ちなみにアルバム『POET』はソウルチャート1位。全米で29位。
いささか意外だが、ボビー・ウーマックのアルバムで、ソウルチャート1位になったのはこれだけ。
Bobby Womack - Secrets (Official Lyric Video)
私が気になったのは、達郎氏が
ウィルトン・フェルダーの「Inherit The Wind」もいいんですが、あれは長いので
コメントしていたこと。
そうそう久しぶりに思い出した。
ウィルトン・フェルダーは言うまでもなく、クルセイダーズのメンバーとして活躍したサックスプレイヤーだが、ソロ活動も活発。
「Inherit The Wind」は、1980年にリリースされた彼の3枚目のソロでアルバムで同名の『Inherit The Wind』に収録されており、ボビーがヴォーカルで参加。
軽やかなダンスナンバーで、ボビーの歌も、ウィルトンのサックスも絶品だ。
bobby womack featuring the crusaders - inherit the wind
ボビー・ウーマックはこのアルバムで、もう1曲「Someday We'll All Be Free」でも、ヴォーカルをとっている。
ジョー・サンプルやスティックス・フーパーなどのクルセイダーズ陣も制作に参加しており、改めて聞き直してみたが、なかなか良いアルバムだ。
※これは2in1です。
<了>