ゲイリー・ケンプと聞いて、すぐに誰だかわかる人は少ないかもしれいけれど、元スパンダー・バレーのギタリストと言えば、キャリアのあるブリティッシュロックのファンなら「ああ、あの人か」と気づくだろう。
最近ではピンク・フロイドのニック・メイスンのプロジェクト:ソーサーフル・オブ・シークレッツのメンバーとしても活躍。
同プロジェクトのライヴ盤を聞いて(というかライヴ盤しか出てないけど)、そのあまりの上手さにびっくりしたものだ。
そのゲイリー・ケンプが、7月にソロアルバムを出した。
27年ぶりのセカンドだそうだが、すいませんファーストのことは全然知りません。。。
全曲オリジナルで、いかにも英国産らしい、洗練された大人のポップロックの趣き。
当然、スパンダー・バレエぽい曲もあり、耳あたりのいいメロディが目白押しだが、キャッチーに弾ける感じはあまりなく、しっとり落ち着いた感じ。
クイーンのロジャー・テイラーが1曲参加しているのも話題だ。
<了>