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【JAZZ新譜】2014年末の名演が7年を経てリリース Live at the Village Vanguard / Christian McBride & Inside Straight (2021)

ライヴ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード / クリスチャン・マクブライド・アンド・インサイド・ストレート

Live at the Village..

Live at the Village..

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現代のジャズベースの最高峰というべき、クリスチャン・マクブライドは、ニューヨーク・ジャズの殿堂「ヴィレッジ・ヴァンガード」で、2009年から毎年12月に2週間のギグを行っている。

2014年に行われたギグのうち、前半の1週間は当時のメイン・バンドだったトリオで出演した。

その演奏は、ライヴ・アルバム『Live At The Village Vanguard』として、2015年にリリース。
高い評価を得て、グラミー賞に輝いた。

で、この2014年のギグの後半が、約7年を経て、リリースされた。

それがこの『Live at the Village Vanguard』で、Inside Straightと称するクインテットでの演奏である。

メンバーは、マクブライドの旧友カール・アレン(ds)、エリック・リード(p)、スティーヴ・ウィルソン(as,ss)に、若手のウォーレン・ウルフ(vib)を抜擢して、2007年に結成。

2009年にデビュー作『Kind of Brown』、2013年に第2作『People Music』をリリースしており、このライヴでのセットリストの大半は、この2枚のアルバムからの選曲。
冒頭の曲は、ウォーレン・ウルフのオリジナルだ。

演奏が悪かろうはずがなく、御大クリスチャン・マクブライドのベースに、ときに支えられときに煽られるように、各人が丁々発止のプレイを繰り広げている。

曲数こそ7曲と少ないが、ほとんどが10分以上の熱演。

ジャズのライヴ本来の躍動感、高揚感を味あわせてくれる、そんなアルバムだ。

 

全曲You Tubeで聞ける


※先にリリースされた“前半部分”のアルバムはこちら。

<了>

 

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