番組中の曲解説の主要な部分を要約して記しています。ネットに音源がある楽曲にはリンクを張っていますが、オンエアされた音源とはヴァージョンが異なる場合が多々あります。
1. BIRTHDAY / UNDERGROUND SUNSHINE '69
2. HAPPY BIRTHDAY, RUTHY BABY / McGUINNES FLINT '71
3. HAPPY BIRTHDAY EVERYBODY / RAY BARRETTO '67
4. BIRTHDAY SONG / HELEN REDDY '75
5. BIRTHDAY MORNING / THE ASSOCIATION '68
6. 誕生日がクリスマス / 伊藤銀次 '17
7. みんなお誕生日 / 空気公団 '05
8. HAPPY HAPPY GREETING (LIVE) / 山下達郎 "2010/10/26 神奈川県民ホール"
本日2月4日は、私の71歳の誕生日でございます。
番組の方も1634回目。
この番組を始めた時は、まだ30代でありました。
それが71になって、31年。長くやってきました。
ドンピシャで番組の当日が誕生日というのは、なかなかないんです。
今日はひとつ、「バースデイで棚からひとつかみ」
安直と言えば安直ですが、いいんです。楽しませていただきます。
何年か前に、やっておりますけれど、その時にかけ損なった、残り物には福があるという。
それにいろいろと今日は邦楽も混ぜつつ「バースデイで棚からひとつかみ」
バースデーと言うと、私たちの世代で一番最初に頭に浮かぶのはビートルズの「Birthday」。
でもビートルズをかけないのがサンソンのいいところで(笑)
この「Birthday」のカバーソング、1969年ウィスコンシン州のバンド、アンダーグラウンド・サンシャイン。
全米26位という、これ1曲のいわゆるワン・ヒット・ワンダー、一発屋という人たち。
いわゆるガレージ・サイケ時代のバンド。
女の子が一人メンバーになってるようで、途中で女性の声が出てくる。
BIRTHDAY / UNDERGROUND SUNSHINE
お次はブリティッシュ・ロック。
マクギネス・フリントは、マンフレッドマンから来たトム・マクギネス、ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズから来たヒューイ・フリント、のちにソングライターで人気が出るベニー・ギャラガーとグラハム・ライルが、イギリスのザ・バンドを作ろうとして結成した。
1971年のセカンド・アルバムのタイトル・ソングで「HAPPY BIRTHDAY, RUTHY BABY」。
この曲は私が浪人だったときに通っていた渋谷のロック喫茶ブラック・ホークでよくかかっていた。その店を思い出す。
HAPPY BIRTHDAY, RUTHY BABY / McGUINNES FLINT
ニューヨーク・ラテンの巨人、レイ・バレットが1967年に出した「HAPPY BIRTHDAY EVERYBODY」。
こういうハッピーバースデーだったら、いいかなと。
HAPPY BIRTHDAY EVERYBODY / RAY BARRETTO
次はヘレン・レディ。オーストラリア生まれの女性シンガー。
たくさん作品があるが、1975年のアルバム『NO WAY TO TREAT A LADY』に入ってる、もともとはドン・マクリーンの作品のカヴァーだが、ヘレン・レディのこのヴァージョンは人気がある「BIRTHDAY SONG」。
BIRTHDAY SONG / HELEN REDDY
アソシエーションの1968年のアルバム『BIRTHDAY』、名盤だが、そのB面最後に入ってる「BIRTHDAY MORNING」。
BIRTHDAY MORNING / THE ASSOCIATION
後半は邦楽で。いろいろ調べたら、結局、知り合いになった。
伊藤銀次さんの2017年のアルバム『MAGIC TIME』に入ってる、ちょっと季節外れだが「誕生日がクリスマス」。
銀次さんは12月24日が誕生日なので自伝的な作品といいましょうか。
誕生日がクリスマス / 伊藤銀次
お次は空気公団。
昔、私のオフィスに在籍していた。
当初は4人編成のグループで、今は曲書いて歌っている山崎ゆかりさんの一人ユニットに。
この山崎ゆかりさん、すごく才能ある人で、今でも、新譜出ますと僕のとこに送ってきてくれる。
05年の空気公団アルバム『あざやか』から「みんなお誕生日」
みんなお誕生日 / 空気公団
今日の最後は、言うまでもなく私の「Happy Happy Greeting」。
山のようにリクエストを頂いた。
2010年10月26日、神奈川県民ホールでのライブ。
今から14年前、「デビュー35周年」と歌っている。
HAPPY HAPPY GREETING (LIVE) / 山下達郎