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【JAZZ新譜】スムーズジャズを代表するサックスプレイヤーの新作 Twice As Nice / Marion Meadows (2021)

トゥワイス・アズ・ナイス / マリオン・メドウズ

Twice As Nice

Twice As Nice

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トゥワイス・アズ・ナイス / マリオン・メドウズ

現代のスムーズジャズを代表するサックスプレイヤーの一人、マリオン・メドウズ。

「Soul City」(2018)からは4年ぶりのオリジナル・アルバム。

プロデュースが、ポール・ブラウン(5曲)、クリス・デイヴィス(4曲)、ジェフ・ローバー(1曲)とかなり豪華な顔ぶれ。

特にポール・ブラウンと組むのはこれがはじめてとは、やや意外。

ブラウンが描く洗練されたメロウな音の群れと、しなやかによく歌うマリオンのサックスとの相性は抜群。

ジャケ写を見ると、ちょっと強面のあんちゃん風だが、ソプラノのシルキーな音の響きは極上だ。

前作「Soul City」は歌モノが多く、サックスを味わいたい向きにはちょっと物足りなかったが、本作はすべてインストゥルメンタルなので、テナー、ソプラノともに十分味わえる。

オーバーダブによる、ソプラノとテナーのセルフ・デュエットも楽しい。

 

1.Lunchbox
2.I Can't Make You Love Me
3.Thrill of Rain
4.Don't Wait Up
5.Step to This
6.Take the Uptown
7.Yesterday Is Gone
8.Twice As Nice
9.Pandora 1
10.Kaleidoscope

<了>

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