山下達郎のデビュー50周年を記念して、『SONGS 50th Anniversary Edition』が2025年4月23日にリリース。
『SONGS』は、山下達郎・大貫妙子・村松邦男・鰐川己久男・野口明彦(後に伊藤銀次・寺尾次郎・上原裕も参加)によるシュガー・ベイブが1975年4月25日に発表した唯一のアルバムだ。
まさか50年後に周年記念盤がリリースされるとは、達郎氏をはじめメンバーの誰も思いもしなかっただろう。
達郎氏自身がたびたび語っていることだが、このアルバムはセールス的には成功しなかった。
けれどもミュージシャンや業界関係者の中には高く評価する人が少なからずいて、その評価が、ソロとしての達郎氏や大貫妙子氏の活動を後押しした。
その後、日本のポップスシーンの第一線に立ち続ける達郎氏らの原点として、『SONGS』が再評価されるのはむしろ当然だろう。
達郎氏は自身のラジオ番組「サンデーソングブック」において、このシュガー・ベイブの名前の由来について‘不思議な因縁’を語った(2025年4月6日オンエア)。
アメリカのシンガソングライター、ジェシ・コリン・ヤングの永眠である。
以下、番組中の達郎氏のコメントを書き起こす(※一部要約)。
またも訃報が飛び込んできまして。
ジェシー・コリン・ヤング(Jesse Colin Young)
ヤングブラッツ(The Youngbloods)のメンバーからソロになりまして、たくさん作品がありますが、3月16日に83歳で亡くなりました。
私はヤングブラッツは、本当に好きでですね、ジェシー・コリン・ヤング、日本公演ほとんど全部行きました。
83歳なので天寿を全うされたという感じでしょうけれど。
ヤングブラッツはもともと4人組でスタートしましたけど途中でトリオになりまして、ここからの作品が私好きなんですが。
実は、シュガー・ベイブという、あのグループ名はこのヤングブラッツの作品から採ったバンド名であります。
ですので、4月でシュガー・ベイブ50周年のなんか因縁と言いましょうか、ご縁を感じます。
ジェシー・コリン・ヤングは本名がペリー・ミラー(Perry Miller)という人で、自分で芸名をつけてジェシー・コリン・ヤングという名前で活動しました。
ニューヨーク生まれで、お母さんはミュージシャンで、お父さんはハーバード出のインテリなので、この人はなかなかアカデミックな教育を受けた人であります。
そういうところが音楽によく現れております。
1971年のライブアルバム「ライド・ザ・ウィンド(Ride the Wind )」、ここに入っておりますこのバージョンをすごく好きでですね。
ここから私は自分のグループ名を思いついたという。
The Young Blood、1971年のアルバム『Ride the Wind』から「Sugar Babe」
