ラヴ・イン・モーション / ユー・ナム
西海岸のスムーズ・ジャズのギタリストの新作
米西海岸で活動を続けるスムーズ・ジャズのギタリストU-NAM、Future Love3部作シリーズの第3作目 Love in Motion (Future Love Part 3)。
ロニー・ジョーダンのゲスト参加が話題となったが、惜しくもこれが彼の生前最後の録音になってしまった。
U-NAMのギターはとにかく爽快でメロディアスで、万人受けするサウンド。
彼を語るとき、よくジョージ・ベンソンが引き合いに出されるが、確かによく似ている。
ただ辛口にいえば、いまひとつ個性に欠け、ただのベンソン・チルドレンのようにも聞こえてしまう。
バックトラックもほとんどが打ち込みだと思うが、響きが単調でどうにも薄ペッらい印象だ。
ギターの演奏技術は確かなので、次回はもっと練り上げた作品を期待したい。
1.Whiz Kid (The)
2.Changing Times
3.Miss Funk
4.Love in Motion
5.Instance Girl
6.Perfect Match (The Wedding Song)
7.For What It's Worth feat.Ronny Jordan & Cool Guitars
8.Whiz Kid (The) [Radio Edit]
<了>
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