レイト・ブルーミン・ジャズマン / マーク・ウィンクラー
日本では、ジャズファンよりAORファンに知られていそうなヴォーカリスト、マーク・ウィンクラー。
キャリアは結構長くて、リーダーアルバムは本作で通算20枚目。
レイドバック&スムーズの人ではあるが、スイングもかなり聞かせる。
今回は、"Old Devil Moon" や "Ain't Necessarily So" などのスタンダードも採り上げているが、12曲中8曲がマークのペンによるオリジナル。
これぞ、というキラーチューンはないが、ボサノヴァからスイングまで幅広い曲調の作品を、ジャジーに歌いこなしている。
ピアノのリッチ・イームズ、テナーサックスのボブ・シェパード、ドラムスのクリスチャン・ユーマン、ベースのゲイブ・デイビス、ギターのグラント・ガイズマンら、西海岸の腕利きが揃った演奏も聞きもの。
JAZZ WEEKのチャートではベスト20に入っている。
1. It Ain’t Necessarily So
2. Don’t Be Blue
3. When All The Lights In The Sign Worked
4. Late Bloomin’ Jazzman
5. In Another Way
6. Bossa Nova Days
7. Old Devil Moon
8. I Always Had A Thing For You
9. Before You Leave
10. Old Enough
11. Marlena’s Memories
12. If Gershwin Had Lived
<了>
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