ニューヨークで生まれ育った女性サックス奏者、レイクシア・ベンジャミン。
スティーヴィー・ワンダーやアリシア・キーズ、ザ・ルーツといった一流ミュージシャンと共演を重ねてきた実力派だが、今回のアルバム『Pursuance:The Coltranes』は、そのタイトル通り、ジョン・コルトレーンと妻アリス・コルトレーンが書き遺した13曲にチャレンジするという、ジャズの王道ど真ん中の意欲作。
「まだ若いんだろ?実力はどうなのかねえ」と、キャリアの長いジャズファンには訝しむむきもいるだろうけれど、共同プロデューサーにコルトレーンとの共演で知られたベーシスト、レジー・ワークマン。
そのほかにも、ロン・カーター、ディー・ディー・ブリッジウォーターらが参加していると聞けば、食指が動くのではなかろうか。
アメリカでは、ジャズチャートの上位をうかがう勢いを見せているので、まずはサブスクからでもぜひ。
<参加メンバー / 楽器>
Lakecia Benjamin(sax)
Gary Bartz(as)
Jazzmeia Horn(vo)
Regina Carter(vln)
Brandee Younger(harp)
Marcus Strickland(sax)
Ron Carter(b)
Keyon Harrold(tp)
Steve Wilson(sax)
Marcus Gilmore(ds)
Georgia Anne Muldrow(vo)
Meshell Ndegeocello(vo,b)
Dee Dee Bridgewater(vo)
The Last Poets(poetry)
Marc Cary(key)
Greg Osby(as)
Reggie Workman(b)
これはアルバムリリースパーティの模様だそうだ
<この項おわり>