ブラジルを代表するギタリスト、ダニエル・サンティアゴ(Daniel Santiago)の新作アルバム「Song for Tomorrow」が期待以上に良い。
ブラジルのルーツ・ミュージックが持つオーガニックな響きと、クラシック・ロックのダイナミズム、モダン・ジャズの即興性などが、見事に混交し脈動する。本来的な意味でのフュージョンだ。
1970年代にジャズ・ロックと言われていた音楽を思わせる響きもある。
アメリカの辣腕ジャズギタリストであるカート・ローゼンウィンケルがプロデュースと演奏に参加。
エリック・クラプトン(M1)、ジョシュア・レッドマン(M3)、アーロン・パークス(M4) と、豪華なゲスト陣を迎えている。
日本でさほど知名度が高いわけではないし、大きなセールスを上げることもないだろうけれど、こうした良質な音楽の日本盤がリリースされることは、やはりうれしい。
👆 こちらがクラプトン参加曲
ライナーをお書きになった中原仁さんのブログを見つけたのでリンクを張らせていただく。くわしくはこちらへどうぞ。
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