おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也

【Live in Japan】Bachman–Turner Overdrive「B.T.O.Japan Tour」1977

 

カナダ出身のバックマン・ターナー・オーバードライブがデビューしたのは、1973年。

のちにはポップな路線へ軌道変更するのだが、デビューアルバムは正統派のハードロックという印象だ。

同じ年にセカンド「B.T.O.II」をリリース。シングルカットされた「Taking Care of Business」が全米12位を記録した。邦題はなぜだか「仕事にご用心」。

この感覚、いまひとつ理解できないが、ロックバンドらしくなさが、かえって印象に残ったという面はあるだろう。

セカンドアルバムも全米で8位まで上がっている。

 



74年のアルバム「Not Fragile」は全米1位を、75年のアルバム「Four Wheel Drive(四輪駆動)」は5位を記録。この時期が彼らの絶頂期といっていいだろう。


1976年に来日。そのときのパフォーマンスが「B.T.O.Japan Tour」として77年に、本国カナダと日本でリリースされた。

もちろん、この時代なのでアナログLPである。

来日メンバーはこの4人。

Backing Vocals, Guitar:Blair Thornton
Bass, Vocals:C.F. Turner
Drums, Backing Vocals:Rob Bachman
Guitar, Vocals:Randy Bachman

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 【収録曲】

1.Roll On down the Highway
2.Hold Back the Water
3.Welcome Home
4.Don't Get Yourself in Trouble
5.Four-Wheel Drive
6.Takin' Care of Business
7.Slow Down Boogie
8.Thank You - Domo


これが、日本武道館公演(1976年11月4日)を収めたものだとは、この原稿を書くにあたって調べるまで知らなかった。そんなに人気があったとは....


これは彼らにとって初のライブアルバムなのだが、長い間CD化されなかった。

2009年にようやくCD化されたが、これが正規盤かどうか、どうもあやしい。

全14曲なのだが、追加された曲は日本ではなく、75年3月シカゴでの録音らしい。

9.You Ain't See Nothin Yet
10.Let It Ride
11.Give It Time
12.Hey You
13.Mississippi Queen
14.Sledgehammer

 

2012年、バンドの40周年記念盤がリリースされた(日本盤は2013年)。

いわゆるベスト盤なのだが、1枚ものの他に2枚もののデラックス盤があって、その2枚目には77年の「B.T.O.Japan Tour」が収められている。

なおこの盤には「Give It Time」「Blue Collar」の2曲のライブがボートラで追加されているのだが、録音時期と場所はわからない。

バックマン・ターナー・オーヴァードライブ(紙ジャケット仕様)

バックマン・ターナー・オーヴァードライブ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: バックマン・ターナー・オーヴァードライヴ
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2013/07/31
  • メディア: CD

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 話はまだ続く。

そして2013年、やっとこさ「B.T.O.Japan Tour」が紙ジャケ仕様で発売された。

残念ながらボートラ等はなかったが、こうしてカタチになったのは、うれしいことだ。

ジャパン・ツアー/B.T.O.ライブ・イン・ジャパン(紙ジャケット仕様)

ジャパン・ツアー/B.T.O.ライブ・イン・ジャパン(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: バックマン・ターナー・オーヴァードライヴ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2013/12/25
  • メディア: CD

 

なお、この紙ジャケ盤が2013年に発売されたとき、全10タイトルが同時にリリースされた。

この中にはステイタス・クォー「ライブ・イン・ジャパン」、ウィッシュボーン・アッシュ「ライブ・イン・トーキョー」が含まれているので、追って紹介したい。

<了>