おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



2018年に惜しくも亡くなった若きアーティストたち

今年のポップミュージックの世界において、多くの才能が天へと旅立った。
なかでも、まだ20歳代だった若きアーティストの死には心が痛む。
改めて深く追悼したい。

 

●Avicii(アヴィーチー

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享年28。若干19歳で世界のトップDJとなり、年間100~200回も世界中のクラブやイベントを駆け巡った。「Wake Me Up」「Hey Brother」などのヒットを連発したが、2016年の夏、健康上の理由からライブ活動からの引退を発表。2017年8月にリリースしたEP『AVĪCI』が最後の作品となった。
何か1曲といわれたら、やはりこれ。短編映画のような映像も素晴らしい。


●XXXTentacion(XXXテンタシオン)

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享年20。他殺という衝撃的なニュースはシーンを揺るがせた。2017年、シングル「Look at Me」がアメリカのBillboard で34位、1stアルバム『17』同じく2位、2018年3月リリースの2ndアルバム『?』は初登場1位。まさにこれからというときの非業の死だった。


Mac Miller(マック・ミラー

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享年26。2011年の『Blue Slide Park』以後、5枚のアルバムをすべて全米5位以内に送り込んだ、当代きってのラッパーだった。フィーチャリングとして参加したアリアナ・グランデの「The Way」も話題になり、彼女とは恋人関係となった。「19歳で初めて会った日からあなたのことを尊敬してきた。これからもずっと」というアリアナの追悼メッセージは多くの涙を誘った。

 

#この項おわり