おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也

山下達郎サンデーソングブック 2021年4月4日『棚からひとつかみ+リクエスト』

達郎氏による曲の解説部分を要約して記載しています(青字部分は書き起こし)。ネットに楽曲データがあるものは張り付けていますが、オンエアされた音源とは異なる場合が多々あります。
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1. DREAMING GIRL / 山下達郎 "コージー" "オーパス" '96
2. FIRE / THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN '68
3. FOR WHAT IT'S WORTH / THE BUFFALO SPRINGFIELD '67
4. JUST FOR YOU / ALAN PRICE "ALAN PRICE" '77
5. TWISTIN' THE NIGHT AWAY (LIVE) / SAM COOKE "LIVE AT THE HARLEM SQUARE CLUB" '85
6. TRIO FM時報 / 山下達郎 '78
7. WHAT'S GOING ON (LIVE) / 山下達郎 "18/03/17 京都拾得" '94

 

春先は、いつもこの曲。
おなじみ「ドリーミング・ガール」

DREAMING GIRL / 山下達郎


FIRE / THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN

春先なのになんとなく沈んだ世相なので、そういうものを一掃するのに、一曲目は賑やかなやつ。
我々の世代にはおなじみのアーサー・ブラウン。
もともと学校の先生だったのが信じられないが、スクリーミング・J・ホーキンスに影響され、ひじょうにマッドなステージマナーの人。
ドラマーはカール・パーマーで、のちにELP、アトミック・ルースター。
文字通りのワンヒット・ワンダーで1968年、全英1位、全米2位のミリオンセラー。
日本でも大ヒットした。
ザ・クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンというバンド名で「FIRE」。


FOR WHAT IT'S WORTH / THE BUFFALO SPRINGFIELD

バッファロー・スプリングフィールドの「FOR WHAT IT'S WORTH」。
1967年のベストテン・ヒット。
伝説的な名曲で、ベタだがプロテストソングで、サンセット・ブルバードの暴動に触発されてスティーヴン・スティルスが書いたと言われている名曲。
近いうちにプロテスト・ソングの特集なんてのをやってみようかと。


JUST FOR YOU / ALAN PRICE 

珍しいところでアラン・プライス。
アニマルズのメンバーだったが、独立して、アラン・プライス・セットからソロになった。
うまいキーボード・プレイヤー。
1977年のアルバム『ALAN PRICE』から「JUST FOR YOU」。自作の曲。


TWISTIN' THE NIGHT AWAY (LIVE) / SAM COOKE 

サム・クックが1963年の1月12日にマイアミのハーレム・スクエア・クラブで録音されたライヴ・アルバム『LIVE AT THE HARLEM SQUARE CLUB』。
当時はRCAのレコード会社が、あまりにアフリカン・アメリカンのコミュニティの熱狂が、当時のサム・クックのイメージにふさわしくないという理由で封印した。
それから20年以上経った1985年にアルバムとして発表された。
当時NHKの番組をやっていて、あまりに感動して、番組でほとんど全曲かけたことがある。
思い出の一枚だが、いま聞くともっとすごい。
年取ってから聴くと、あの当時よりも比べものにならない衝撃があり、しみじみと聴いた。
今日は1962年のヒット・ソング「TWISTIN' THE NIGHT AWAY」を。
キング・カーティスが率いる素晴らしいリズム・セクションで素晴らしいパフォーマンスが堪能できる。

 

まだ、FMのネットワークが4局しかないとき。
FM東京、FM愛知、FM大阪、FM福岡
と、4局しかない時代です。
一時間に一回、TORIOの、ステレオ・トリオですね、TORIOの時報のジングルが出まして。
それを私がやっておりました。
10秒のジングルでございます。
今、ファンクラブで通販しております
“Tatsuro Yamashita CM Collection Vol.1”に入っております。
興味のある方は、宣伝、宣伝(笑)
70年代、FMお聴きの皆さんには、おなじみの「TRIO FM 時報」
山下達郎アカペラ・バージョン10秒。
78年に始まりまして何年か続きました。

TRIO FM時報 / 山下達郎



世界情勢、ますます殺伐としている中でですね、お互いの協調とかですね、ユニティーについて語るとですね、ますますそういう、反発が来るという、不幸な時代であります。
そういう時は、やっぱりそういう歌を歌うしかない、という。
私のアコースティックライブでですね、ずーっと歌い続けております、マーヴィン・ゲイの「What’s Going On」
今日は、これを最後にお聴きいただきます。
2018年の3月17日、京都の拾得で収録した3人ライブのバージョンで。
配信で一度お聴きをいただきましたが、ラジオ放送では、本邦初公開でございます。

WHAT'S GOING ON (LIVE) / 山下達郎 "18/03/17 京都拾得

 

<了>