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【JAZZ新譜】日本人好みの北欧の哀愁漂うピアノ How High The Moon / Vladimir Shafranov Trio (2021)

ハウ・ハイ・ザ・ムーン / ウラジミール・シャフラノフ

 

ウラジミール・シャフラノフは、1948年レニングラード(現在のサンクト・ペテルブルグ)生まれ。
1973年イスラエルに移住し、1980年にフィンランドの国籍を得る。
1983年ニューヨークへ移り、ロン・カーター、エディ・ゴメスら超一流のアーティストと共演。

澤野工房が彼のリーダー作品を積極的に採り上げ、日本のジャズファンにも広く知られるようになった。
(現在はポニー・キャニオンから)


彼の持ち味は、凛として透明感のある音色と、哀愁漂うフレーズにある。

つまりは日本人好みだし、日本人が抱くところの北欧のイメージに見事にフィットする。

今回のアルバムも、そんなウラジミール・シャフラノフの本領発揮。

「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート 」「この素晴らしき世界」など、著名な曲が多いので、非常にとっつきやすい。

リリース元の資料によれば、アルバムタイトルの【MOON】は、今後シリーズ化されるそうだ。

 


ウラジミール・シャフラノフ Vladimir Shafranov - piano
ハンス・バッケンロス Hans Backenroth - bass
ムッサ・ファデラ Moussa Fadera - drums

1. ハウ・ハイ・ザ・ムーン / How High The Moon (Morgan Lewis)
2. アローン・トゥゲザー / Alone Together (Arthur Schwartz)
3. 懐かしのストックホルム / Dear Old Stockholm (Trad)
4. ホエン・オクトーバー・ゴーズ / When October Goes (Barry Manilow)
5. オン・グリーン・ドルフィン・ストリート / On Green Dolphin Street (Bronislaw Kaper)
6. ラスト・ナイト・ホエン・ウィ・ワー・ヤング / Last Night When We Were Young (Harold Arlen)
7. 時さえ忘れて / I Didn't Know What Time It Was (Richard Rodgers)
8. バークス・ワークス / Birks Works (Dizzy Gillespie)
9. 罪な色 / Da Cor Do Pecado (Bororo)
10. この素晴らしき世界 / What a Wonderful World (Bob Thiele, George David Weiss)

<了>

 

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