日本のアコギ女子(ギター弾き語り系)の系譜において、2004年のYUIのデビューは大きなエポックだったと思う。
今はロックバンド・FLOWER FLOWERのボーカリスト兼ギタリストとして活動中。
キャリアが長い印象もあるが、まだ31歳である。
必ずしも彼女の影響下にあるわけではないが、その後も次々とアコギ女子が登場する。
miwa
阿部真央
大原櫻子
家入レオ
片平里菜
アイドルを卒業した山本彩を加えてもいいかもしれない。よく通るいい声をしている。
そして今年ブレイクし紅白にも出場するあいみょん。
彼女の曲と歌には、かつてのフォーク、ニューミュージックの香りがするので、お父さんお母さん世代のウケもいいだろう。
ここまで紹介した彼女たちは、全員20代だ。
そしてもうひとり25歳の注目株がReiである。兵庫県出身の25歳。幼少のころ海外で生活した経験があり英語が達者で歌詞も英語が多い。
自作曲はブルース、クラシックロックの影響を色濃く受けており、ギターはGibsonのLGやESと、たいへん渋い。腕も相当なものだ。
先日NHK-FMの「今日は一日クイーン三昧」にゲスト出演していたが、ROLLYさん、イエモンのエマさんという、強力なロックおやじ相手のトークにもきっちりからんでいた。
ただいま『Silver Shoes』がチャート上昇中。
この曲はわりとソフィスティケートされていてアレンジも今風だが、ライヴではもっと熱く、情熱的だ。
次の動画はTEDでのもの。ホンモノ感がひしひしと伝わる。
最近、アルバムが出た。ベースにはKenKen、ドラムにゲス極のちゃんMARIらが参加。
しかし女子がこれだけ活躍しているのに男子はどうしたんだ!?
アコギの印象度が強い秦基博、星野源、高橋優、みな30代だ。10代20代でこれぞと耳を引く人が見当たらないではないか。彗星が現れることを期待したい。
#この項おわり