番組中のトークの中から曲紹介に関する部分をピックアップして記載しています。
1. SYNC OF SUMMER / 山下達郎
2. BRIGHTEN UP YOUR DAY / 竹内まりや
3. 輝くスターリー・ナイト / 竹内まりや
4. 二人はステディ / 竹内まりや
5. OUT OF THE BLUE / 竹内まりや
6. OUT OF THE BLUE / THE BAND
7. SOMETHING STUPID / 竹内まりや with 大瀧詠一
8. 素敵な午後は / 山下達郎
達郎:夏の終わりは、竹内まりやさんゲストに納涼夫婦放談でございます。今週、来週。お便りたくさん頂きました。
ちょうどシングル出てひと月なので「Sync Of Summer」
SYNC OF SUMMER / 山下達郎
達郎:新曲がオンエアされております。「Brighten Up Your Day!」という曲ですが
まりや:4月から、テレ朝のワイドスクランブルという情報番組で、テーマソングになっています。
私、このワイドスクランブルのキャスターの大下さん、すごく好きで。
彼女のイメージで、どんな一日を過ごしていらっしゃるのかしらという感じで、書かせていただいたんですけども、とても喜んでいただけて嬉しかったです。
BRIGHTEN UP YOUR DAY / 竹内まりや
まりや:今年に入ってから、達郎もいろいろ追悼プログラムをやられたんですけども。
私にとっても、今年亡くなられた高橋幸宏さん、坂本龍一さんには、レコーディングで助けていただいたし、できたら、追悼の何かをかけたいなと考えまして。
今日はデビュー・アルバムの「BEGINNING」の中に入っている、幸宏さんが作詞して下さって、作曲は細野さんの「輝くスターリー・ナイト」をかけたいなと思います。
輝くスターリー・ナイト / 竹内まりや
まりや:続いては、3月に亡くなられた坂本龍一さん。
達郎が、この前「本気でオンリーユー」をかけてくださったんですけど。
達郎:このあいだ特集しました。
まりや:「VARIETY」の中でもう一曲弾いてくださったんですよね。「ふたりはステディ」
達郎:同じスタジオで上と下でやってたんですよ。ずーっとね。
まりや:「音楽図鑑」やってたんだよね。坂本っちゃんはね。
それでアッコさんのもやってたりして。
坂本さんに、循環コードでシンセ弾いてもらうなんて、ちょっと恐縮だったんですけど。
坂本さんへの追悼を込めて。
二人はステディ / 竹内まりや
まりや:つい最近ですけれども、私の大好きなザ・バンドのロビー・ロバートソンが亡くなったというニュースがありまして。
私は、ザ・バンドは本当に大学時代一番聴いたバンドの一つで、最も好きなギタリストの一人で。
ソングライターとして、やっぱり優秀な人だなという風に崇めておりましたけれども。
80歳で亡くなったそうで。
私は「Turntable」というアルバムの中で、ま、課外活動の一つだったんですけど、このザ・バンドの1曲カバーしてる曲があったんで。
これとロビーさんのバージョン、ザ・バンドのバージョンを続けて聴いていただこうかなと思います。
達郎:19年のアルバム「Turntable」から「Out Of The Blue」
そしてオリジナル、ザ・バンド、76年の解散ライブ「ラストワルツ」のサウンドトラックが78年に出まして、それに入っております。
スタジオ・レコーディングですがライブアルバムに入っているというザ・バンドの「Out Of The Blue」
OUT OF THE BLUE / 竹内まりや
OUT OF THE BLUE / THE BAND
まりや:本当はこの曲をリチャード・マニュアルが歌う予定だったのがスタジオに来なかったそうですね。すっぽかしたらしくて。
それでロビー・ロバートソンが歌うことになったという話を聞いたんですけど。
考えてみると、もうザ・バンドは生き残ってるのはガース・ハドソンだけになりました。
逆に最初から、おじいさんみたいだった人だったんだけど、長生きしてアカデミックな人なんですけれども。
でも本当になんかユキヒロさんにしても、坂本さんにしても、ロビー・ロバートソンにしても、私の音楽の歴史の中では本当に凄く大事な存在の方たちがもういないっていうのが、すごい今年の夏は寂しいなって。
達郎:こっちが年とったということですね。
まりや:ということですよね。だから生きてる人間は、がんばってやらなきゃなって。
達郎:「納涼夫婦放談」が「追悼特集」になるという。
まりや:いや、ほんとにね。すいません、なんだか、しんみりしちゃうんですけど。
まりやさん:そして上岡龍太郎さん。
お目にかかったことはないのに2003年に突然お手紙が来て
『「Longtime Favorites」というアルバムを買いました。僕はこのオールディーズの世界がとても好きで感激しました』
と直筆でね手紙が来たので私も返信して。
そして間もなく達郎のライブにお見えになったっていう話を聞いて、大阪で。
コロッケが百個ぐらい差し入れしてあったの(笑)めちゃくちゃおいしいコロッケが。
このコロッケ、誰の差し入れですかって聞いたら上岡龍太郎さんですと。
是非お会いしてお礼したいんですけどもって言ったら、いやもう一般人なのでそれは遠慮しますって、おっしゃって。なんてかっこいいんだろうって。
達郎:あの人はね、超一流の芸人だから。
まりや:ですよね。その上岡さんがお好きだったっていう「Longtime Favorites」から1曲。
大瀧さんどのデュエットで「SOMETHING STUPID」をかけていただきたいなと思います。
SOMETHING STUPID / 竹内まりや with 大瀧詠一
まりや:最後の曲はですね、今度発売になります「IT'S A POPPIN'TIME」、これも死ぬほど聴ましたけど私。
その中から、亡きうちの父が好きだった曲は「素敵な午後」をリクエストしたいと思います。
達郎:来週、来月の9月6日、私の母の誕生日でありますが昔の飼い犬のグーフィーの誕生日、色々重なる誕生日。
そこで完結しますRCA/AIR YEARSバイナル&カセットコレクション。
78年のライブアルバム「IT'S A POPPIN'TIME」から「SPACY」に入っておりました「素敵な午後は」
素敵な午後は / 山下達郎