おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



山下達郎サンデーソングブック2025年9月7日『棚からひとつかみ』

番組中の曲紹介のコメントを要約して記載しています。オンエアされた楽曲のうちYouTubeにオフィシャルな音源がある楽曲にはリンクを張っていますが、オンエアされた音源とはヴァージョンが異なる場合が多々あります。

 

1. SEPTEMBER / 竹内まりや '79
2. SOMEDAY WE'RE GONNA LOVE AGAIN / THE SEARCHERS '64
3. GROOVY SITUATION / GENE CHANDLER '70
4. SHE'S NOT LIKE ANY GIRL / THE GIBSONS '67
5. PHANTOM OF THE FOOTLIGHT /FULL MOON '82
6. IT'S NOT EASY / NEIL MacARTHUR '69
7. 新・東京ラプソディー / 山下達郎  '88
8. オノマトペ ISLAND / 山下達郎 


山のようなリクエスト。
SEPTEMBER / 竹内まりや


サーチャーズ、リバプール出身の、4人組のボーカルインストゥルメンタルグループ。
たくさんヒットがあるが、私1番好きなのはこの曲。
1964年、全英11位、全米31位、「Someday We’re Gonna Love Again」。
2分の曲、演奏、歌唱、素晴らしい。

SOMEDAY WE'RE GONNA LOVE AGAIN / THE SEARCHERS

 

シカゴを代表するシンガー、ジーン・チャンドラー。
1970年R&Bチャート8位、全米12位、ミリオンセラーの代表作「Groovy Situation」

GROOVY SITUATION / GENE CHANDLER

 

ザ・ギブソンズは、オーストラリアから移ってきてイギリスで活動。
初め4人組で途中から3人組に。
日本では全く無名だが、当時のレコード会社が頑張って日本盤を出して、それをたまたま買った。
長いこと何の資料もなくて実態がよくわからなかったが、最近ようやく、そういう背景が分かってきた。
全然ヒットしなかったが、1967年の作品で、ロッキン・ベリーズのジェフ・タートンが書いた素晴らしいナンバー。隠れた名曲。

SHE'S NOT LIKE ANY GIRL / THE GIBSONS

 


ニール・ラーセン&バジー・フェイトン。
この2人はフルムーンという、バンドでやっており、ラーセン・フェイトン・バンドになってまたフルムーンの名前に戻したという。
1982年のアルバムは、トミー・リピューマのプロデュースで素晴らしい一作。
これの1曲目、「Phantom of the Footlights」

PHANTOM OF THE FOOTLIGHT /FULL MOON

 

 

ニール・マッカーサーはゾンビーズのコリン・ブランストーンの変名で、何枚も作品を出している。
ほとんどシングル・オンリー。
この、「It's Not Easy」、バリー・マン&シンシア・ワイルの作品。
ニール・マッカーサーは1969年にデラムレーベルから、シングルカット。
マイク・ハーストのプロデュースなので、もう、どオーバープロデュースって言いましょうか。

IT'S NOT EASY / NEIL MacARTHUR

 

 

リスナーから『私は5年前に新しい自転車を買ってもらった時に、『新・東京ラプソディー』にちなんで緑色の自転車を選びました。
今もその緑色の自転車で『新・東京ラプソディー』を口ずさみながら通学しています。』

新・東京ラプソディー / 山下達郎

 


先週の9月4日か配信が始まった、Netflix「ポケモンコンシェルジュ」の主題歌

オノマトペ ISLAND / 山下達郎