おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也

山下達郎サンデーソングブック 2020年12月20日「疫病退散!年忘れ夫婦放談1 (ゲスト:竹内まりや) 」書き起こし

オンエアされた曲に関する達郎氏のコメントを書き起こしています(一部要約あり)。インフォメーションなどは割愛しています。

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1. クリスマス・イブ / 山下達郎 '83
2. モーニング・シャイン(LIVE) / 山下達郎 "03/03/21 TOKYO FMホール"
3. ブルー・ホライズン (LIVE) / 竹内まりや "81/12/22 東京厚生年金ホール"
4. NATALIE (LIVE) / 竹内まりや "81/08/25 中野サンプラザ"
5. CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU / 山下達郎 "16/04/09 沖縄市民会館"
6. 希望という名の光 (2017 ACOUSTIC VERSION) / 山下達郎 '17


いつもは2時からのレギュラーでございますけれども、本日はこのあと2時からの私のサンデーソングブック、レギュラー放送とあわせまして2時間の拡大版として、TOKYO-FMをキーステーションにJFN全国38局ネットでお送りしてまいります。
スペシャルと銘打っておりますので、いろいろと企画、プレゼント、その他ご用意しております。
師走の午後のひと時、本日も最高の選曲と最高の音質を1時間前倒しでお届けしたいと思います。
で、年末ですのでゲストはこの方です。

ま:こんにちは。竹内まりやです。
達:そういうわけで、年忘れ夫婦放談・拡大版でございます。2時間でございます。
1時間ですとですね、なんにもしないうちに終わってしまうので(笑)
ま:そうなのよね。
達:私が一人でやってるときのですね、何倍もお便りをいただきまして。
ハガキだけでもそうなのに、今年はメールがありますので。
昨日、おとといで、メール読むのに、朝までかかってしまいました。
ま:5時間くらいかかりましたね。
達:かかりました。
ま:でも、全部目を通してますので。
達:いつもですと、55分ですと、本当になめる程度しかですね、お便りご紹介できないので。
2時間ありますので、今年はですね、クリスマス前でありますので。
だいたい例年の夫婦放談ですと、クリスマス・ソングかけつつで、いろいろやってまいりますけれども、今年はお便り中心でございます。
AM風にですね、お便りたくさん、できる限りご紹介しつつ、いってみたいと思います。
それだけの数、いただいているので。
どんどん、いってみたいと思っております。
日曜日の午後のひととき、2時間お届けします。
まずは、拡大版の前半でございます。
山下達郎サンデーソングブック・スペシャル~supported by 楽天カード、G-SHOCK 年忘れ夫婦放談
先週も申し上げましたが、サブタイトル『疫病退散 年忘れ夫婦放談』でございます。
2時55分まで、たっぷりとお楽しみいただきたいと思います。
まずはクリスマスですんで、20日なのでまだ早いですが。こういうご時世ですが、クリスマスはまたやってくる、歌の文句です。
おかげさまで「クリスマス・イブ」ホワイトヴィニールがたいへんご好評いただきまして、ありがとうございます。
お店にあまり出なかったとお叱りもいただきます。
また来年は違う企画でせめてみたいと思います。
たくさんリクエストいただきました。

クリスマス・イブ / 山下達郎

モーニング・シャイン(LIVE) / 山下達郎

ま:私ここのとこ数日間、ライブに向けてウォーミングアップ・リハーサルをしていて、1日4、5時間歌ってたら、声がガサガサになってしまって。
お聞き苦しいかもしれないんですけど。
達:だいじょうぶです。
私が、ツアーやってるときは、いつもそうですから。
ま:すいません。
達:だんだん低くなるんですよ。
で、来る26日土曜日に私のアコースティックライブの配信をやりますので、それの前景気と言いましょうか(笑)
そちらの方もG-SHOCKさんにサポートしていただいておりますので、今日はそれの呼び込みも兼ねて、アコースティックライブの音源で、まずはスタートしました。
17年前ですから、私50歳です。
ま:50歳だったんだ。
達:難波君と広規は49。
ま:この「モーニングシャイン」、現場で聴いてて、わ、すごい、いいなって思ってて。
これが早くレコード音源にならないかなって、ずっと思ってたんだけど。
達:(笑)
ま:初めて聴きました。それ以後。
達:『JOY2』ですね。
ま:『JOY2』に入りますか。
達:そうですね。アコースティック・ライブで1枚作ろうと思ってるので。
ま:3人のグルーヴが素晴らしいと思います。
達:まだ若いから勢いありますね(笑)
ま:覇気があるよね。
達:だいぶ年取りましたね、こう考えると(笑)
ま:アコースティック・ライブやろうとした原型みたいな感じ、この時期から。
達:そうですね。
バンドでできないところ、場所ってのがあって。
例えばサンデーソングブックの10周年とか、そんなに予算もかけられない(笑)
だから3人でやると。
4、5年にいっぺんづつやってきたんだけど、それが今になってですね非常にいい結果になってます。
26日のやつは高円寺の次郎吉での収録で、演奏は歳をとってきたので少しまったりしてますが。
ま:レイドバックして、それはそれで。
達:歌の出来がわりといいので、よろしくお願いします。
竹内まりやさんの場合も、一昨年から昨年にかけて、2018から19年にかけて、RCA時代のをリマスターで再発したときに、当時のライヴ音源をボーナストラックで収録しました。その中から。
ま:81年12月、独身最後のライヴですけど、厚生年金でやった「ブルー・ホライズン」
達:今はなき新宿厚生年金。

ブルー・ホライズン (LIVE) / 竹内まりや

ま:またライヴがあったらやろうかなと思ってた曲だったんで。
達:練習しましょう。
ま:(お便りの紹介)
『毎週楽しく拝聴させていただいています。夫婦ともども、くじ運は皆無と自負しておりましたが、なんと妻が応募したライブ・ターンテーブルにみごと当選。もう死んでもいいと喜んでいたら、今度は全国ツアーの横浜アリーナにも当選するというその晩、妻が手のひらを私に見せながら「生命線が薄くなってるような気がする」と言うんです。
寿命が縮まるほどの喜び、ありがとうございます』
今回は、当たったていう人と、外れたっていう人の話がすごく多いんですよね(笑)
達:くじ運がいい人って、ほんとうにいてね。
ま:立て続けにね、当たったりするんだよね。
達:僕のライブハウスの、ロフトも当たったし、拾得も当たったしって、そういう人もいるし。
ま:と思えば、どうチャレンジしても、何十年チャレンジしても当たらないっていう人もいるし。
それはねぇ、運命としか言いようがないし。
でも、おめでとうございます。お待ち申し上げております。
もうひとつご紹介します。楽しいやつ。
『まりやさんに質問です。まりやさんの2020年、ベスト回文はありますか?』
回文ね、上から読んでも、下から読んでも同じ。
『ぜひ教えてください。私は去年の「右手ばて気味(みぎてばてぎみ)」の回文がツボにはまり、多用した年でした』
この間もリハーサルの合間に、ベースの伊藤広規と、この回文で盛り上がってましたけど。
最近一番よかったのはね「世の中ばかなのよ」、いいでしょ結構。
達:それ有名です。
ま:有名なの?(笑)「つまんねぇ、年末」
達:(笑)
ま:もう一個「夜すきやきするよ」なんか、かわいいでしょ。
達:一生やったら(笑)
ま:いいよねぇ。ほら、さやかちゃんもいいって。
もう一個「あれ食えエクレア」、以上です(笑)笑ってよ(笑)
達:(笑)林家三平さんのアコーディオンと同じでね、聞き飽きたネタ(笑)
ま:リハはね、こういうことばっかりしてるんです。
達:つボイノリオさんのね、「金太の大冒険」ってあるでしょ。
ま:うん、知ってる、知ってる。
達:あれって、バックは四人囃子なんですよ。
ま:あれ、バックいいよね。すごくね。
達:だけど、最初につボイさんが弾き始めて、バックはじめたけど、もうワンコーラスで演奏できなくなっちゃう。
それで、2番あれすると、また2コーラス目で演奏できなくなっちゃう。
で、一回、全部頭から終わりまで全部歌ってもらって、もうみんな床をのたうち回ってからレコーディングしたと。
ま:笑いを全部吐き出してから。
私たちがさ、トライアングルをコーラスしたときも、そうだった。覚えてる?
♪~おんなのこは~
とかコーラスやった時にね、可笑しみが沸いてくると、それ出さないと引きずるからね(笑)
達:次いきます。やはりRCAのライヴの音源ですけど、アルバム『ポートレイト』のボーナストラックに入っています。
ま:81年8月、中野サンプラザの音源です。

NATALIE (LIVE) / 竹内まりや

ま:(お便りの紹介)
『達郎さんやまりやさんは、口癖ってありますか。ここ最近私の口癖は「前にも言ったと思うけど」というものです。人から聞いた話を、何度となく話てしまい、はずかしい思いをすることが、多々あるので、転ばぬ先の杖として「前にも言ったと思うけど」というのが使うそうですね』
達:自分の口癖なんかわからないよ。いつも人に言われて。
ま:達っつぁんは、たくさんあるよ。
達:何すか?
ま:「何すか」って今のもそうだけど、すごい圧があるの(笑)
あとね、舞台上での口癖って自分ではわからないと思うけど「先ほど申し上げましたみたいに」って、必ず言うのよ。前にメンションしたことに対して。
「先ほど申し上げましたみたいになんとかです」
あれを短くすると、「さっき言ったように」って言えばいいのにって、いつも思うんだけど。
そこは、口癖というかフォーマットがあるんだろうね。
達:たとえば噺家の人がね、高座上がって、ぱぁってやって、お礼して「一席うかがいたいと思いますが」
そういうようなね、習慣だね。
ま:私なんかさ、知性のかけらもない「マジで!」とかさ、一日何回も使ってる。
「超ウケる」とか、あと「すっげぇ!」って使ってない?
達:あんまり(笑)「まぁね」ってのは、よく言ってる。
ま:「まぁね」か。昔、私たちさ「だろ?!」って。
達:「だろ?!」ってあれは、あなたのツアーのドライバーの人が、酔っぱらうと「だろ?」って、それをこっち来たわけでしょ。
あと、なんだっけ「しょうもない」ってやつ。
ま:「しょうもない」よく言うよね(笑)
達:竹野屋に来た修学旅行の高校生がトイレで「ここ竹内まりやの家なんだぞ」って。そしたら隣の高校生が「しょうもない」って、それをお兄さんかなんかが聞いて、それが伝搬するんだよ(笑)。
クールズの口癖で「つかれたなあ」って。
ま:意識しないでもあるもんですね。
達:こんな話で2分も3分も。
次はリクエストいただきました。『ストレス解消法はなんですか』というご質問。
私はレコード棚の整理がストレス解消ですね。
『ステイホームのストレス解消法はなんですか』という質問をたくさん頂いています。
ま:ステイホームしていること自体が、私たちにとってはリラックスというか。
達:わりとね。おこもりになんにもストレスがないので。
ま:外よりも内が好きなので。
達:アウトドアで登山とかダイビングとかサーフィンとかやっててストレス発散する人には、ホントに大変だと思います。
ですから、そういうときはインナートリップしましょう。
1回前にかけたことありますが、CDとは別ヴァージョン。ですのでPAアウトです。
2016年4月9日、沖縄市民会館での「CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」

CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU / 山下達郎

達:フランキー・ヴァリのカヴァーです。CDになってるのは、大阪フェスティバルホールですが、これは沖縄の市民会館。私の好きな。
ま:これはウケましたよね。ライヴで。
達:この回は60数本やって、この10年で一番多い本数で、けっこうたいへんだったです。そういう思い出とともにあります。

達:それでは、曲に戻ろうと申し上げたいところなんですが、ハガキを読みすぎて時間がなくなってしまいました。
ま:あまりたいした話をしなくて、ごめんなさい。
達:でも、たくさんお便り紹介できました。
ま:紹介できたのはよかった。
達:この続きは、また2時台でご紹介したいと思います。
最後もアコースティック・ライブのバージョンでお聴きいただきたいと思います。
「希望というなの光」にお便りをいただいております。

希望という名の光 (2017 ACOUSTIC VERSION) / 山下達郎

達:というわけで、14時からのパート2をお楽しみに。

<了>

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