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【JAZZ新譜】ニューヨークのベテランサックスプレイヤーによる痛快なバップ ! NASCENTIA / STEVE SLAGLE (2021)

 

NASCENTIA

NASCENTIA

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■Personnel - Steve Slagle: alto saxophone, flute; Jeremy Pelt: trumpet; Clark Gayton: trombone; Bruce Barth: piano; Ugonna Okegwo: bass; Jason Tiemann: drums.

 

 STEVE SLAGLE(スティーブ・スレイグル)は、現在70歳のアルトサックスプレイヤー。

ソロアルバムのリリースは10枚以上。

ライオネル・ハンプトン、チャーリー・ヘイデン、ミルトン・ナシメント、カーラ・ブレイらとの共演でも知られる。

キャリアのある実力派なので、なんだって吹けちゃうわけだが、2021年リリースの『NASCENTIA』は、実に痛快なバップ !

コロナ下にあって、ポジティブに前を向くことを意図して制作されたらしい。

トランペットのJeremy Pelt(ジェレミー・ペルト)ら共演アーティストも、ニューヨークの腕利きばかり。

ラストの「A Friend in Need」は、マイケル・ブレッカーに捧げられた曲だそうだ。

ちなみにスレイグルは、日本のヤナギサワサックスを愛用している。

 


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<了>