おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



リアム・ギャラガーのMTV Unplugged Live が良い!

 

リアム・ギャラガー(Liam Gallagher)は、2019年8月にイングランドはHull's City Fallにて『MTVアンプラグド』のためのライブを開催。

これが『MTV Unplugged (Live At Hull City Hall)』としてYouTube、Spotify、Apple Musicで配信開始となった。

フィジカルはないのかと思ったら、6月24日にCDリリースだそうな。


彼がかつて所属したOASISは1996年にたった一度だけ"MTV Unplugged"に出演したことがある。

だがリアムは喉の不調のために直前で出演をキャンセル。

兄のノエルが代役でヴォーカルを努めたのだが、これが大絶賛を集めるという皮肉な結果になってしまった........

 

そんな因縁の"MTV Unplugged"に、20余年を経て登場。

やはり雪辱を果たすという意地があったのだろう、結果的には素晴らしいパフォーマンスになった。

全10曲と曲数は少ないけれど、OASISの「Sad Song」「Stand By Me」などもセトリに含まれていて、ファンには嬉しい選曲だ。

Unpluggedというとアコギなどを中心にシンプルにというイメージがあるかもしれないが、今作は3名のコーラス隊と20名以上のオーケストラを従えていて、サウンドはなかなかゴージャス。リアムの声の調子も張りがあって良い。

そしてなんと!
OASISの元ギタリストであるPaul Arthursが「SomeMight Say」「Stand By Me」「Cast No Shadow」「Sad Song」にゲスト参加しているのだ。

 

リアムはこの作品について
「MTV Unpluggedという場所でパフォーマンスできたことを名誉に感じる。観客も盛り上がったし、俺たちのサウンドも素晴らしかった」
とコメントしている。

1. Wall Of Glass
2. Some Might Say
3. Now That I Found You
4. One of Us
5. Stand By Me
6. Sad Song
7. Cast No Shadow
8. Once
9. Gone
10. Champagne Supernova

 ※Amazonにリンクを張ってる日本盤にはボートラで「Greedy Soul」が入っている。

 


こちらはライヴの模様。なんと素晴らしいホール。

 

<この項おわり>