テレビ朝日「関ジャム 完全燃SHOW」2021年3月3日放送にて「2000〜2020年最強のJ-POPベスト30」が発表された。
全48名の音楽家がガチで投票し、その結果を集計して順位づけしたものだ。
番組中では「31-50位」も紹介されたので、併せて列記しておく。
投票したのは以下の各氏ら。
本間昭光、ヒャダイン、西寺郷太、いしわたり淳治、松尾潔、鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)、水野良樹(いきものがかり)、岡崎体育ほかの各氏。
1位 Pretender(2019) Official髭男dism
2位 世界に一つだけの花(2003) SMAP
3位 Everything(2000) MISIA
4位 天体観測(2001) BUMP OF CHICKEN
5位 白日(2019) King Gnu
6位 TSUNAMI(2000) サザンオールスターズ
7位 パプリカ(2018) Foorin
8位 夜に駆ける(2019) YOASOBI
9位 さくら(独唱)(2003) 森山直太朗
10位 Jupiter(2003) 平原綾香
11位 恋するフォーチュンクッキー(2013) AKB48
12位 ギブス(2000) 椎名林檎
13位 雪の華(2003) 中島美嘉
14位 ポリリズム(2007) Perfume
15位 瞳を閉じて(2004) 平井堅
16位 エイリアンズ(2000) キリンジ
17位 Lemon(2018) 米津玄師
18位 粉雪(2005) レミオロメン
19位 マリーゴールド(2018) あいみょん
20位 traveling(2001) 宇多田ヒカル
21位 らいおんハート(2000) SMAP
22位 私以外私じゃないの(2015) ゲスの極み乙女。
23位 恋(2016) 星野源
24位 新宝島(2015) サカナクション
25位 ワダツミの木(2002) 元ちとせ
26位 愛を込めて花束を(2008) Superfly
27位 涙そうそう(2001) 夏川りみ
28位 HERO(2002) Mr.Children
29位 PPAP(2016) ピコ太郎
30位 ultra soul(2001) B'z
31位 罪と罰(2000) 椎名林檎
32位 Story(2005) AI
33位 SUN(2015) 星野源
34位 行くぜっ!怪盗少女(2010) ももいろクローバー
35位 Dragon Night(2014) SEKAI NO OWARI
36位 白い恋人達(2001) 桑田佳祐
37位 Can You Keep A Secret?(2001) 宇多田ヒカル
38位 Butterfly (2009) 木村カエラ
39位 女々しくて(2009) ゴールデンボンバー
40位 to U (2006) Bank Band with Salyu
41位 楽園ベイベー (2002) RIP SLYME
42位 全力少年(2005) スキマスイッチ
43位 トリセツ(2015) 西野カナ
44位 千の風になって(2006) 秋川雅史
45位 前前前世 (2016) RADWIMPS
46位 つけまつける(2012) きゃりーぱみゅぱみゅ
47位 CHE.R.RY (2007) YUI
48位 キセキ (2008) GReeeeN
49位 Sign (2004) Mr.Children
50位 テルーの唄 (2006) 手嶌葵
選者の一人である松尾潔氏がこの結果を見て
「最も驚くのは、ラップは41位の「楽園ベイベー」ただ1曲だったこと。言葉を失う。」
と慨嘆しておられた。
全く同感である。
#関ジャム「プロが選ぶJ-POP最強の名曲ベスト30＋20（2000年～2020年リリース)」の反響が大きい。
— 松尾潔 (@kiyoshimatsuo) March 6, 2021
諸意見あろうが、選者のひとりとして最も驚くのは、ラップは41位の「楽園ベイベー」ただ1曲だったこと。言葉を失う。
この20年間ヒップホップが存在していなかったかのよう……この国のおそろしさ！
nobodyknows+、RHYMESTER、ZEEBRA、スチャダラパー、KICK THE CAN CREW、Dragon Ash、KREVAなどなど、優秀なアーティストが数多くいながら50位にすら入らないとは。
48人もの音楽家が投票したのだから、それなりにバランスは取れると思うのだが。。。
上位の顔ぶれには納得感があるが、ラップ、ヒップホップ系のあまりの少なさはなぜなのか、理解しがたい。
