こんなカバーがあったとは。
「Bomber」のリリースは1978年の山下達郎のアルバム「GO AHEAD!」でのこと。
大阪のディスコで火が付いた達郎初期の代表作で、今でもセトリによく入っている。
とは言っても、当時はまだ知る人ぞ知るというレベルの曲。
西城さんもよく目をつけたものだ。
スタジオアルバムには収められておらず、ライブアルバム『BIG GAME '80 HIDEKI』に収録された。
1980年7月18日に後楽園球場において開催した、第3回コンサート「BIG GAME '80 HIDEKI」を収めたものだ。
歌も演奏もなかなかレベルが高い。欲を言えばベースにもっと重いグルーブが欲しかったところだ。
しかしこのアルバム、すごい選曲だな。カバーだらけだ。
Record-1 SIDE A
アイズ・オブ・ザ・ワールド
ロスト・イン・ハリウッド
アイランド・ナイツ
オールナイト・ロング
男が女を愛する時
Record-1 SIDE B
待ちくたびれて
ロック・ミュージック
BOMBER
ジュライ・モーニング
Record-2 SIDE A
ツイスト・ガール
HIDEKI DISCO SPECIAL
GOOD-BY BLUE TRAIN
俺たちの時代
Record-2 SIDE B
エンドレス・サマー
ホップ・ステップ・ジャンプ
YOUNG MAN (Y.M.C.A.)
アレイ・キャッツ
トレビの泉
セイリング
ロッド・スチュワートの「セイリング」は、まあ、わかる。
しかし「アイズ・オブ・ザ・ワールド」「ロスト・イン・ハリウッド」「オールナイト・ロング」はレインボー、「ジュライ・モーニング」はユーライアヒープだ。
ファンの人もよくついてきたものだと思うが、ヒット曲のオンパレでなくともライブを成立させる、それだけのアーチストパワーがあったのだろう。
このライブアルバムはレコードでのみリリースされ、CD化はされていない。
「Bomber」を含むいくつかの音源は、1999年にリリースされた「HIDEKI SUPER LIVE BOX」に収められているが、これも入手困難である。
フィジカルではなくダウンロードでいいので再発願いたいと思う。
こちらの記事もどうぞ
#この項おわり