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【JAZZ新譜】フォルクローレとジャズのおおらかな融合 Jogo / Juan Fermín Ferraris (2022)

ジョーゴ / フアン・フェルミン・フェラリス

Jogo

Jogo

  • Juan Fermín Ferraris
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アルゼンチンの人気コンテンポラリー・フォルクローレ・グループ、クリバス。

その中心人物でピアノ、ヴォーカルを担当しているフアン・フェルミン・フェラリスのソロ2作目。

全編ジャズのピアノ・トリオ編成でのインストゥルメンタルで、歌は歌っていない。

他のメンバーは、クリバスでも一緒に活動するベースのディエゴ・アメリセ(Diego Amerise)と、セッション・ドラマーのパブロ・ビアンチェット(Pablo Bianchetto)。

フォルクローレの様式を基にした、大らかで詩情的な音空間の中を、ジャズマナーの即興が切り込んでくる印象。

簡単にいえばフォルクローレとジャズの融合なのだが、現代音楽や、フォルクローレ以外のワールドミュージックの影響も感じられる。

とはいえアレコレ感はなく、トリオ演奏としての骨格はしっかりしているので、安心して聞いていられるし、日本人に好まれるタイプの作品だと思える。

 

Juan Fermín Ferraris - Piano
Diego Amerise - Bass
Pablo Bianchetto - Drum


1.Cucina
2.Driana
3.Sacoa
4.Luigi
5.Vientito
6.Lina
7.Poncho
8.El Brujo
9.Festa
10.Miyagi

<了>

 

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