おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



【JAZZ新譜】超売れっ子ベーシスト初のオリジナルアルバム Notes With Attachments / Pino Palladino And Blake Mills (2021)

ノーツ・ウィズ・アタッチメンツ  / ピノ・パラディーノ&ブレイク・ミルズ

Notes With Attachments 

Notes With Attachments 

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ジョン・メイヤー、ジェフ・ベック、ザ・フー、エリック・クラプトンら、多くのビッグネームのサポートで知られる超売れっ子ベーシスト、ピノ・パラディーノ。

50年近いキャリアの中で、これが初のオリジナルアルバムとなる。

タッグを組んだのは、これまた超売れっ子のギタリストでプロデューサーの、ブレイク・ミルズ。

リリースは名門インパルスからである。

他の参加ミュージシャンもドラムのクリス・デイヴら辣腕ぞろいだ。

内容は、いつものパラディーノのファンキーで牽引力のある演奏ではなく、アンビエント・ジャズやエレクトロニカぽい印象だ。

個人的には、この二人が組むのなら、もう少しキャッチーで一般受けしそうなものを聞きたかった気はするが、二人の繊細で緊張感のあるタッチには耳を奪われる。

それにしても、ジャケットデザインが、あまりに素っ気な過ぎるなあ。

 


1. Just Wrong
2. Soundwalk
3. Ekuti
4. Notes with Attachments
5. Djurkel
6. Chris Dave
7. Man from Molise
8. Off the Cuff

 

<了>